健康をストレス解消で取り戻す

「すべてがあなたにとって向かい風のように見えるとき、思い出してほしい。
飛行機は追い風ではなく、向かい風によって飛び立つのだ。」
ヘンリー・フォード/自動車会社フォード・モーターの創設者

毎日仕事をしていく上で切っても切り離せないのがストレスです。心のなかに重いものが溜まった状態では、良いパフォーマンスを発揮することはできません。ストレスと上手に付き合い、うまく乗り越えていくことが重要です。

追い風ばかりではなく、向かい風も多い世の中だからこそ、身につけておきたいストレスマネジメントの基本について紹介します。

■ストレスはなくならない! うまく付き合うことが健康生活のコツ

毎日の仕事や生活の中で、どうにもならないストレスを抱え込んでしまったとき、「ストレスのない人はいいなぁ」と思った経験はありませんか? ストレスフリーな状態で生活している人を見ると、なんとも言えず、羨ましい気持ちを抱えてしまうものですよね。

しかし実際には、ストレスを抱えていない人間など存在していません。

ストレスとは、さまざまな負担に反応して生じる心身の変化のことを言います。たとえば、気候の変化や周囲の人にとって喜ばしいように思えるような出来事であっても、ストレスを与える要因になり得るでしょう。つまり、人間に「心」がある以上、ストレスは避けては通れないものなのですね。

とはいえ世の中には、「なんのストレスも抱えていなさそうに見える人」が存在しているのも事実です。こうした人は、実際にストレスを抱えていないわけではなく、ストレスと上手に付き合うためのコツを身につけています。

心の変化が生じた際に、

・もやもやした気持ち
・イライラ感
・なんとなく気持ちが落ち着かない

こうした感情を抱くことは、ごく自然な流れです。これらを当たり前のものとして受け止め、上手に発散することができれば、むしろストレスを、良い方向へとジャンプアップするためのバネのように使うこともできます。

強いストレスにさらされたときには、ストレスを感じる環境をなんとかすることも大切ですが、現実には難しいことが多いのも事実です。自身のストレスへの対処法を、ほんの少し変えてみることが、健康生活への第一歩になるでしょう。

■ストレスと上手く付き合うためには……自身の考え方のクセを知ろう!

ここからは、ストレスと上手く付き合っていくための方法を、具体的に解説していきます。まず実践したいのが、自身の考え方のクセを知ること。これを実践するだけで、余計なストレスから自身の心を守ることにもつながります。

人間には誰でも、考え方のクセがあります。

・常に完璧な結果を追い求めるタイプ
・些細な出来事も、より広範囲な結果に結び付けてしまうタイプ(一つ失敗しただけで、自分が駄目な人間だと思い込んでしまう等)
・○○するべきと、自分自身を厳しく追い込んでしまうタイプ
・未来の不安を先取りし過ぎてしまうタイプ
・すべての物事の原因が「自分にある」と思い込んでしまうタイプ

普段の考え方にこうした特徴を持っている場合、余計なストレスを抱え込みやすいと言えるでしょう。誰でも一つくらいは、「自分のことかも……」と思い当たる節があるはずです。

とはいえ冷静に考えれば、こうした考え方のクセは、どれも真実ではないことがわかるはずです。自分の考え方のクセをあらかじめ知っておけば、該当する思考パターンにハマりそうになった際にも、自分自身でストップをかけられる可能性が高まるでしょう。

考え方のクセをすぐに直すことが難しい場合には、以下のような考えで、負のループを断ち切るのがオススメです。

・家族や友人が同じようなことになったとき、自分はどう思うのか?
・他人がこの状況を見たときに、自分と同じ見方をするのだろうか?
・心と身体がもっと元気なときでも、同じように考えるだろうか?
・実は自分には、どうにもできないことだったのではないだろうか?

自分が思っているほど、周囲の人は自分を見ていない可能性も高いですし、自分自身が責任を取れる範囲は、想像以上に狭いものです。

負のループにハマりそうになったときほど、第三者の目線を思考の中に取り入れてみてください。「どうしようもないことだった。次頑張ろう!」と思えるようになれば、余計なストレスに振り回される機会は少なくなるはずです。

■自分に合ったストレス解消法を見つけよう!

考え方のクセを知っても、全てのストレスをスルーできるわけではありません。逃れられないストレスを抱えてしまったときには、上手にそれを解消していくことが大切です。たとえストレスを抱える機会があっても、上手に発散できれば、ストレスが原因の体調不良や心の不調につながる可能性は低くなります。

ストレスを効果的に発散する方法は、人によって異なるもの。以下のヒントを参考に、自分に合ったものを選択してみてください。

★ストレスによる不調が、身体に出やすい場合

強いストレスにさらされると、人間の身体は「不調」というサインを発します。

・消化器系の不調
・自律神経系の不調
・循環器系の不調
・アレルギー反応

まずは自身の不調が、身体のどこに出やすいのかを把握するところからスタートしましょう。その上で、不調が出たタイミングで、できるだけ早くストレスへの対処をするようにします。

まず大切なのは、身体の調子を整えること。睡眠や食事のバランスに気を配ってみてください。特に「ぐっすりと眠る」というのは、重要なポイント。身体を回復させてくれるだけではなく、「眠る」という行為そのものがストレス解消につながります。

ゆっくりとお風呂につかって、自分が好きなものをゆっくりと食べましょう。時間に制限を作らず、好きなだけ眠ることもオススメです。

★ストレスによって、心が落ち込みやすい場合

ストレスを感じたときに、心がどうしようもなく落ち込んでしまう人は、自分のペースで心を立て直す時間を持つのがオススメです。外を出歩いたり、華やかな場所へ出かけたりするのではなく、自分が安心できる居場所で、好きな時間を過ごしてみてください。

・自室で趣味に没頭する
・好きな香りの入浴剤を入れて、バスタイムを満喫する
・ガーデニングで土いじりをする
・自然の中をゆっくりと散策してみる
・心許せる家族や知人と、ゆったりとした会話を楽しむ

こうした時間を過ごしているうちに、心のモヤモヤが少しずつ落ち着いていくのを、実感できることでしょう。「何かをしなくちゃ!」と焦る必要はありませんから、そのとき、その状況の中で、少しでも興味を持てることを実践してみてください。

★ストレスによって、他者に対して攻撃的になる場合

ストレスを抱えているときには、周囲の人に対して、それをぶつけてしまうようなこともあるかもしれません。このような場合には、攻撃的な気持ちを上手に発散することで、ストレス解消につなげていけます。

具体的には、以下のようなストレス解消プランを計画してみてください。

・遊園地で絶叫マシンに乗って、思い切り叫ぶ
・一人カラオケで思う存分歌う
・ボクシングなど、激しい運動に挑戦してみる
・映画を見て、思い切り笑ったり泣いたりする

心や身体を思い切り動かすことは、ストレス解消にも効果的な方法です。「あぁ、今ゆとりがないな」と感じたときには、ストレスが原因で攻撃的になっている可能性も。自身の趣味・関心の中から、攻撃的な気持ちを上手く発散できるような方法を見つけ出してみてください。

私たち人間にとって、ストレスは悪いだけのものではありません。ヘンリー・フォードが残した言葉のとおり、逆境の中でストレスを感じているからこそ、大きく成長できるような場面もあるでしょう。

ストレスを自身の力に変換するためには、ストレスと上手に付き合っていくスキルが必要不可欠です。今回紹介した内容も参考にしながら、ぜひ自分にとってのベストなストレス対処法を見つけてみてください。ストレスに負けない自分へと、変わっていけるのではないでしょうか。

【幸運Start㌻】一覧記事(選択)
⭐名言集(35)
人気の偉人名言集
⭐方法(20)
⭐情報(45)

 

健康増強