健康を通勤工夫で取り戻す

「自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ。」
ボブ・マーリー/ジャマイカのレゲエミュージシャン

毎日一生懸命に働く社会人のHPを、少しずつ、確実に減らしていくのが通勤中の満員電車です。限られた車両にギュウギュウと押し込まれながら、「あぁ、今日も仕事だ……」なんて、うんざりした気持ちを抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。

毎日をもっとキラキラと輝かせるためには、こんな辛さを上手に解消することが大切! 満員電車での通勤にうんざりしているあなたに向けて、心の健康に役立つヒントをお伝えします。

■通勤時間を変えてみる

満員電車が生まれるのは、都市部などの人口密集地帯において、多くの人が同じ時間に出社しようとしているからです。日本の企業が仕事をスタートする時間は、ある程度固定化されたもの。その時間に間に合うように家を出ようと思うと、自然と移動時間が同じになってしまうというわけですね。

通勤=満員電車は仕方がない!と諦めている方も多いかもしれませんが、満員電車が嫌で仕事そのものが憂鬱になっている場合、早急に対処することが求められます。満員電車を回避する方法として、もっとも手軽なのが「通勤のための時間をずらす」という方法です。

たくさんの人が生活している東京都心部においても、通勤時間帯から少しずれれば、快適な電車移動が可能になるケースは少なくありません。通勤時間内に、余計なストレスを抱えることもなくなるでしょう。

仕事に影響を与えずに時間をずらす方法としては、「始発電車に乗る」のがオススメです。

もちろんその分、早起きしなければいけませんし、会社周辺に到着してから、朝の時間をつぶす必要があります。しかし考え方によっては、この時間を使ってより充実した日々を送ることもできるはずです。

・朝のカフェでお気に入りの本を読む
・24時間営業のフィットネスジムで、身体を動かす
・資格試験の勉強にあてる
・新しい趣味を始めてみる

仕事前の時間であっても、自分のためにできることはたくさんあります。朝のスッキリとした空気の中で、ぜひ自分のための時間を楽しんでみてください。

自宅以外でもできることをこの時間に詰め込んでおけば、夜、自宅に帰ってからの時間に余裕も生まれます。一日を、もっと効率よく使うことができそうですね。

始発で通勤した場合、朝の時間を使ってどんなことができるのか、ぜひ前向きな気持ちで検討してみてください。

■自分のために時間を使う

満員電車での通勤にストレスを感じてしまう理由としては、以下のようなものが挙げられます。

・お客さんの数が多すぎて、自分の居場所が確保できない
・他人との距離が近く、ぶつかってしまう
・長時間座れない
・お客さん同士の殺伐とした雰囲気が耐えられない

満員電車の中では、イライラしながら過ごしている方も多いです。肉体的な辛さよりも、このなんとも言えないギスギスした雰囲気が苦手……と語る方も少なくありません。

もし、満員電車にストレスを抱いてしまう理由として、身体的な理由よりも精神的な理由の方が強いのであれば、周囲の情報をシャットアウトするのがオススメです。自分の世界に没頭することで、周囲のことが気になりにくくなり、満員電車の雰囲気も上手にやり過ごせるようになります。

自分の世界を楽しむための方法としては、

・音楽を聴く
・スマホで情報収集をする
・勉強する

などが挙げられます。特に手元で操作できるスマートフォンは、満員電車を乗り切るための、強い味方になってくれるでしょう。

耳を使って楽しめるコンテンツは、周囲の人との距離が近くても楽しみやすいです。イヤホンを準備して、ぜひお気に入りコンテンツを探してみてください。

自分が没頭できる世界を見つけることができれば、「通勤時間=音楽の時間・勉強の時間」など、気持ちを切り替えられるでしょう。精神的なしんどさも軽減できるのではないでしょうか。

■通勤方法を変えてみる

満員電車の辛さを根本的に解決するなら、通勤方法を変えてみるという手段があります。電車以外で通勤できる手段がないかどうか、ぜひチェックしてみてください。

・バス
・自転車
・徒歩

もしもこれらの手段で通勤できるのであれば、満員電車で悩まされることはなくなります。自転車や徒歩を選択すれば、自身の健康作りにも役立ってくれることでしょう。

「仕事をする前に疲れるのはちょっと……」と思う方もいるかもしれませんが、満員電車に揺られているだけでも、体力・気力を大幅に消耗してしまうもの。それよりも、解放的な空気の中で、自分の思うとおりに動けた方が楽だった!と感じる方は少なくありません。

また通勤とフィットネスを兼ねることで、日々の習慣の中で健康作りができるはずです。「帰宅途中にフィットネスジムに寄って、ランニングマシンで運動する」ことを思うと、実は徒歩や自転車で通勤した方が、トータルで時間の節約になることも。ぜひ積極的に検討してみてください。

■住む場所を変える

こちらは比較的難易度が高い解決法ではありますが、現在賃貸住宅に住んでいる方であれば、検討する余地は十分にあります。満員電車で悩まされることがないエリアへと、引越ししてしまいましょう。

もっともオススメなのは、職場と住まいの距離を近づけること。電車を使わずに徒歩で通勤できればそれがベストですし、どうしても電車を利用しなければならない場合においても、乗車区間が短くなればストレスも軽減されます。多少家賃が上がったとしても、決して無駄な出費とは言えないでしょう。

現在、朝夕1時間ずつ通勤に使っている方は、1日に2時間を移動のためだけに費やしている計算になります。この時間を知識・スキルの習得のために費やすことができれば、非常に多くのことを学べるでしょう。ある分野において、プロを目指すことだって可能となります。

たとえ家賃という固定費が上がったとしても、浮いた時間で自分を成長させ、それを給料アップにつなげていけるのであれば、非常に良いサイクルが生み出せるのではないでしょうか。

また仮に職場近くへの引越しが無理であっても、どの路線の電車を使うのかによって、混雑具合は大きく変わってくるものです。通勤時の混雑がそれほどひどくはない路線についてリサーチした上で、住まいの場所を決定するのもオススメです。引越し先を決定する際には、ぜひ実際の通勤予定時間に合わせて移動してみて、その混雑具合をリサーチしてみてください。

もう一つオススメなのが、会社までの路線を調べた上で、始発駅の周辺に住むということです。会社まで1本の電車で行くことができ、さらに始発駅からの出発であれば、満員電車内でも座席をキープしやすくなります。座って移動できるというだけでも、満員電車の辛さは軽減できるはずです。

ただしこちらの方法を選択すると、今よりも通勤時間が長くなってしまう可能性もアリ。通勤時間の長さと混雑レベル、どちらの方が自分にとってストレスが少ないのか、しっかりと検討してみてください。自分にとって、通勤時間のどのような要素がストレスになっているのか、適切に把握することができれば、今できる対処法もはっきりと見えてくるでしょう。

自分なりの方法で、自分にとって愛する人生を歩む

仕事に行く前、通勤段階から体力・気力を削がれてしまう満員電車。日々イキイキと生活し、仕事効率をアップさせるためには、どううまく付き合っていくのかが非常に重要なポイントだと言えます。

ボブ・マーリーの「自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ」というメッセージは、自分にとって幸せになれる道を、しっかりと歩みなさいということなのでしょう。満員電車が辛い!と思ったときには、世間の常識にとらわれる必要はありません。自分なりの方法で、自分にとって愛する人生を歩むための道を探してみてくださいね。

今よりも通勤時間が楽になれば、より前向きな気持ちで日々の仕事に取り組めるはず。新たなやりがいも見つけられるのではないでしょうか。