転職40代

現在の40代の転職事情

「現在の転職は売り手市場」といわれている昨今ですが、40代の転職は20代や30代の転職と比較すると厳しいという現実があります。

20代や30代の場合は、転職によって給与をあげることもできるのですが、40代からはそれも難しくなってきます。

また、企業側の「若くてポテンシャルのある人材を取りたい」という希望により、「職務経歴書が思うように通らない」、「面接まで行っても落ちてしまう」ということに苦しむ転職者も少なくありません。

ヘッドハンティングの対象以外は厳しい

経営企画やエンジニアなど専門性が高い職種についている方の中には、人材紹介会社のスカウトを受けて転職し、年収や待遇を上げる方がいます。

しかし、そのような一部の人材を除くと40代の転職者は20代や30代の転職者と比べて、企業に採用されにくいという厳しい転職事情があります。

「コントラクター」職種

コンストラクター系職種とは、固定給が低い代わりに、成果によるインセンティブなどが高い職種です。住宅などの個人向け高額商品・サービスの営業、セールスドライバー、個人向け金融サービス営業、外食系の店長候補が挙げられます。

成果があがれば高報酬である一方、思うように成果があがらなければ長時間労働に陥る「ハイリスク・ハイリターン」な仕事という印象を持つ方が多いです。

そのため、希望者が少ないという特徴があります。逆にいえば、いつでも一定の需要があるともいえます。そのため、40代の転職者にも募集やスカウトが届くことがあります。

「スペシャリスト」職種

スペシャリスト職種とは、結果に対しての責任が強く求められる職種です。ウェブ系開発エンジニア、経営者、薬剤師などがあげられます。

専門性が高いため、報酬も高く、年収3000万を稼ぐ人材も少なくありません。世の中に出回っている求人は少ないため、エグゼクティブ専門の転職エージェントやスカウトで転職するという方が多いようです。

「オペレーター」職種

オペレーター系職種とは、定型的タスクを行う職種のことです。ルートセールス、営業事務・一般事務、倉庫内・工場内作業員などがあげられます。賃金水準や雇用の安定性は低いのですが、雇用形態に関わらず従事している方が多く、それにともなって求人数が多いのが特徴です。

「ゼネラリスト」職種

ゼネラリスト職種とは、組織に強く貢献することが求められる職種です。法人向け営業、人事・総務、企画・広報、管理職などが挙げられます。

様々な仕事を行うことが求められるため、広く浅く様々な知識を身につけられますが、同時に専門性を高めることは難しくなります。正社員に限定すると、もっとも求職者数が多い職種です。

40代の採用理由

株式会社マイナビのデータによると、40代の転職で企業側の採用理由として多いのは、社会人として長く働いてきたことによる「豊富な経験」が最も多く43.6%でした。2位が「年齢は関係ない」で33.8%、3位が「専門性が高い」で30.7%です。

「定着が期待できる」、「モラルや責任感が高い」、「様々な環境に適応できる」が後に続きます。一般的には「若ければ若いほど転職に有利」と言われていますが、このデータからは必ずしもそうではなく、経験やどれだけ長い間企業に貢献してくれそうかということが大事だと分かります。

また、すべての企業が「若くてポテンシャルのある人材が欲しい」と考えているわけではなく、「若い人材より経験豊富な40代を取りたい」という企業もあることもわかります。そのような企業に出会うことが40代転職のカギとなってくるでしょう。

40代の転職希望者がつまずく原因

「40代の転職者は転職に不利」といわれます。しかし、それらは考え方やアピール次第でいくらでも挽回ができますし、40代での転職を成功させていきいきと働いている方もたくさんいます。

それでは、なぜ40代の転職者がつまずいてしまうのでしょうか。主な原因になにがあるのかをみていきましょう。

「年齢が高いから無理」という固定概念

書類選考や面接で不採用が続くと、精神的に落ち込んでしまい「年齢が高いから転職できない」という固定概念から転職をあきらめてしまうことがあります。

しかし、「年齢関係なく経験のある人材を採用したい」、「自社になじむ人材を採用したい」という考え方をしている企業もあるため、必ずしも年齢が高いから不採用になるというわけではありません。

まずはいったん固定概念を捨てて、「企業の求める人材にマッチしたアピールができていたか」、「面接に改善点はないか」など問題点の洗い出しを冷静に行います。反省を次にいかすことで、良い結果につながることもあります。

過去の経歴や実績へのこだわり

前職で「高い地位に就いていた」、「大きな規模の会社に勤めていた」などのプライドがあり、応募先企業を限定してしまっているという場合です。

「大企業にしか応募しない」、「部下が多いポジションにしか応募しない」などこだわりが強いと、採用担当者にプライドの高さを懸念されて採用を見送られてしまいます。

まずはこだわりを捨て、「どんな方にも教えてもらう」という謙虚な姿勢を見せることを心がけましょう。

年収ダウンへの恐れ

自分の経験にあった求人をいくつか見つけても、年収がダウンする可能性があるため、応募をためらう方もいます。たしかに、転職する上で年収は大きな問題となります。

しかし必ずしも求人票に書いてある報酬をもらうことになるとは限りません。場合によっては、スキルや経験を評価され、面接の場で求人票に記載されていたより高い報酬を与えることを企業に打診されることもあります。

仮に報酬が下がってしまったとしても、長く勤めていれば昇給する可能性もあります。目先の報酬にとらわれるのではなく、長いスパンで見て求人を探すことが大切です。

企業が求める人材像の見極め

企業が求めている人材を見極め、それに合わせた適切なアピールをすることで採用につながっていきます。

40代の転職者に企業が求めている力は、「人材育成力」や「マネジメント力」です。チームリーダー経験のない方も、後輩指導などの経験を話すことで、必要な能力をアピールすることができます。

会社になじめる人物か

40代に限らず、転職では企業で良好な人間関係を築けるかが大事になってきます。そのため、企業は今までの経験を通して組織適応力を確認します。

人間関係について気をつけていたことを洗い出し、話せるようにしておきましょう。また、話す際には明るい表情を作ることが大切です。そうすることで「この人は他の社員とうまくやっていけそうだ」と採用担当者に印象づけることができ、好印象につながります。

職務経歴書の書き方

応募企業で活かせる経験・実績を簡潔に書きます。ボランティア経験、学生時代のアルバイト経験、自己啓発として行っていること、業務に活かせそうな趣味や副業も盛り込みましょう。

また、直近の経験をアピールしたい場合、逆年代といって新しい仕事実績から古い実績へと並べる手法が有効です。応募企業に対して強調したい実績がなるべく早い段階で出てくるよう工夫して書きましょう。

40代の転職に有利な業界

40代の転職に有利な業界としては、IT業界があります。近年のIT産業の台頭はめざましいものがあるため、企業の採用意欲も高まっています。

また、建築業界、不動産業界、介護業界、飲食業界なども、業務拡大や増員を求めて積極採用を行っています。これらの業界では未経験可の募集もあるので、うまくアピールできれば転職しやすいといえます。

異業界への転職のポイント

40代で異業界に転職する場合、今までの経験の中で業務に活かせる能力をアピールすることが重要です。業務経験を洗い出し、応募先企業にマッチングする能力を探します。

また、新しい業界に飛び込む際には、「学ぶ姿勢」が特に重要になります。一から学ぶ謙虚な姿勢で面接に望み、かつ、行動量を多くして周りに追いつこうとする意欲も話せると、採用担当者に良い印象を与えることができます。

同業界への転職のポイント

40代で転職するまでにつちかった今までの経験、人脈・販路など入社後に即戦力として貢献できることをアピールします。

企業から「なぜ転職するのか」を聞かれた場合は、前職の批判に聞こえないように気を配りつつ「応募先企業でしかできないことがある」ことを話します。できるだけポジティブに聞こえるように注意しましょう。

40代転職を成功させるためにやるべきこと

40代に限らず、転職を成功させるためには年齢に合わせた適切なアピールをすることが大切になります。適切なアピールができていないと、企業側から「求める能力に達していない」と判断されてしまいます。事前になにが求められているのかリサーチしたうえで対策を行うことが転職成功につながります。

では、40代の転職に求められるアピールとはどのようなものがあるのかを詳しくみていきましょう。

「なりたい自分」より「なるべき自分」

面接時に企業側から「入社後なにをしたいか」について聞かれることがあります。その際では、今後やりたいことを話し、「なりたい自分」を印象づけるのではなく、自分の経験を生かして企業に貢献できるということを話し、企業で「なるべき自分」をアピールすることが大切です。

40代の転職では今後に対するポテンシャルではなく、今までつちかってきた経験をふまえた回答が求められます。応募先企業で活かせるスキルや経験を洗い出して話せるようにしておきましょう。

「プラスアルファの売り」をアピール

たとえ40代の転職だとしても、自分と比較される転職者は20代から30代の若い人材となります。転職市場では、若ければ若いほど有利であるため、彼らと同じアピールをしていても差別化することはできません。

しかし、40代の転職者には業務だけではなくプライベートでもつちかってきた豊富な経験があるため、それらを武器にしてアピールすることができます。求人情報・ホームページから情報を集め、アピールできる材料がないか探すことが必要です。

素直さ・向上心・ストレス耐性を意識

企業は若い人材の方が素直さや向上心があると思っています。一方で、40代の転職者でも素直に学ぶ意欲があり向上心がある人材ならば、好印象を持って採用しようと考えるということです。

企業にアピールする際はこの点を考慮し、素直さや向上心を積極的にアピールしましょう。それに加えて、ストレス耐性があることを伝えることも大事です。

仕事や職場では、人間関係や業務内容などの様々なストレス要因がありますが、その中で困難を乗り越えてきた経験を話しましょう。

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