会長、取締役など、役員や役職就任へのお祝いは、「就任祝いの花」の贈り物、なかでも胡蝶蘭がとても喜ばれます。今回は、就任祝いの花選びや贈り方・マナー、特に胡蝶蘭ギフトについてご案内致します。
目次
- 就任祝いの花選びのポイントは
- 就任祝いの花・おすすめの胡蝶蘭
- 就任祝いの花はいつ贈ればいいか?
- 就任祝いの花の相場
- 就任祝いの花に関するよくある質問
- 就任祝いの花の立て札のマナー
- (まとめ)「就任祝いの花」を通してより素晴らしい関係を!!
就任祝いの花選びのポイントは
就任祝いなどいわゆる出世祝いの花を贈る際には、特に決まったお花のスタイルや種類はありませんが、以下のような点には、気を付けて選ぶとよいでしょう。
就任祝いの花選びで気を付ける点
・【会社に贈る場合】「ご就任」といっても、相手の立場や地位、置かれている状況は様々です。会社の状況がよくわからない場合は、前任者の状況などを広報に確認して、あまり煌びやかに目立つものは控えた方がよいでしょう。
・【ご自宅に贈る場合】インテリアとして飾っていただけるようなお花選びが無難です。お相手側の奥さまの好みなど状況がわかる場合は、ご家族にも喜んでいただけるような色合いの花を選びましょう。
・【会場に贈る場合】お相手が中心になっているような会社や、就任パティー会場へは、こじんまりとしたものよりは、華やかな装いで存在感がある花がよいでしょう。ただ、会場のスペースの大きさは考慮する必要があります。
以上踏まえると、就任祝いの花にはやはり「胡蝶蘭」がベストでしょう。
それでは、「胡蝶蘭」が、なぜ今やビジネス文化のひとつともなっているのか。就任祝いなどのお祝いに「胡蝶蘭が選ばれる理由」についてもみてみましょう。
就任祝いの花に胡蝶蘭が選ばれる理由
何と言っても縁起が良く花もちも良いお花だから。
「幸福が飛んでくる」という花言葉の胡蝶蘭は誠に「縁起の良い」お花です。加えて、一般の花と違って胡蝶蘭は数週間から長くは月を超えるまで「花持ちがいい」ことから「長く活躍して繁栄に導くことの象徴」とされてきました。また鉢植えの胡蝶蘭は「幸福が根付く」とのことで、就任祝いにピッタリの贈り物になっています。
見栄え良く、明るく上品に場所を輝かせてくれるから。
胡蝶蘭の気品があり華やかな雰囲気は、新就任の喜びを飾りさらなる発展繁栄の息吹をもたらします。周りを明るく豊かに照らす、胡蝶蘭にはそのような幸福パワーが溢れています。
就任祝いの花・おすすめの胡蝶蘭
それでは、就任祝いに喜ばれる胡蝶蘭の種類と売れ筋をご案内いたします。
就任祝い法人向けは『白や赤リップの大輪胡蝶蘭』が一番人気
胡蝶蘭と言えば「白の大輪胡蝶蘭を指す」こともあり、就任祝いには、胡蝶蘭全体の「幸福が飛んでくる」という花言葉に加えて、純粋さや誠実さが加わる「白色」の豪華な大輪がとても喜ばれます。大きな花倫の高級感あふれる白大輪胡蝶蘭で、心から「新就任」を祝福しましょう。
また、おめでたい紅白の赤リップも、素敵な華やかさが表現されていて、大人気の胡蝶蘭です。
・華やかさを演出する「白色」の胡蝶蘭の売れ筋商品をご紹介致します。
就任祝い法人の小スペース向けには『ピンクや黄色の中大輪胡蝶蘭』
比較的スペースの小さい場所では、大輪よりも小ぶりであるけれども、白色と差別化した「ピンクや黄色の中大輪の胡蝶蘭」も売れ筋となっています。白とは違う見栄え、華やかな祝福の空間になります。
就任祝い個人向けには『ミディやマイクロ胡蝶蘭』が人気
「ミディ胡蝶蘭やマイクロ胡蝶蘭」は親しい間柄で人気。小ぶりながらも「胡蝶蘭からあふれる祝福の雰囲気」には大輪のものに劣らないものがあます。インテリア性も抜群の贈り物になります。
就任祝いの花はいつ贈ればいいか?
就任祝いの花は「就任後、一週間以内に贈る」ことが一般的です。
上場企業の場合は、通常は株式総会で就任が決定します。ですから株主総会後に届くように贈ります。タイミングがよくわからない場合は、先方の総務か秘書の方に連絡して聞いてみるのが一番無難です。その時に、配送日時に合わせて「花を飾るスペース」も確認します。大きな胡蝶蘭の場合は場所の確保も重要なポイントになります。
また、ご就任が事前に発表されるケースもあり、正式な就任前でもお祝いの花を贈ることも可能です。その時は、くれぐれも前任の役員の方に失礼がないように配慮しましょう。先方の総務との相談にもよりますが、社内ではなく相手方のご自宅へ届けるというのも選択のひとつになります。
就任祝いの花の相場
就任祝いの花の相場は、もちろん贈る相手との関係性で大きく変わります。
関係性のメインは「相手の役職や地位」「お付き合いの深さ」ですが、特に重要な取引先に贈る場合は安価のものを選ぶと失礼になれますので注意しましょう。
以下に、一般的な花の相場を示します。参考に選んでみてください。
就任祝いの花の全般的な相場は?
相場(値段):1万円から5万円
普通の取引先
一般的なお取引先の場合の就任祝いは1~3万円ぐらいです。
役員や取締役なら2~3万円、社長就任祝いの胡蝶蘭の相場は3~5万円となります。
特別な取引先
特別なお取引先の場合の就任祝いは役員なら3~5万円です。
社長就任ならそれ以上となります。
知人・友人・親族
ご親族や友人・知人は5千円~3万円ぐらいです。
社内で上司に贈る場合は共同で2~3万円ぐらいです。
就任祝いの花に関するよくある質問
就任祝いの花の有名・実績のある通販は?
就任祝いでは「白色定番が極めて得意」「多数の品揃えがある」「ミディー胡蝶蘭の種類が豊富」などの胡蝶蘭専門の通販を選択する必要があります。
胡蝶蘭全般や就任祝いの胡蝶蘭実績が豊富であり「ブルーリボン賞などの有名生産者とも契約している」評判の優れた胡蝶蘭専門通販を以下にご紹介致します。
白色はじめ珍しい「天皇杯青色胡蝶蘭」人気の『ギフトフラワー』
白やピンクなどの高品質定番が極めて強い『Hana Prime』
胡蝶蘭の百貨店的人気。品質管理抜群。今Hotな『HitoHanaひとはな』
有名賞受賞者ご自身の運営で大評判『クマサキ洋ラン農園ランノハナドットコム』
オーダーメイドやカラフル胡蝶蘭なら『胡蝶蘭園.com』
ミディ胡蝶蘭や黄色の大輪胡蝶蘭なら『幸福の胡蝶蘭屋さん』
豊富なサイズ&可愛いピンク系品種が大人気の『オーキッドファン』
ラッピングはどのうようなものがいいか?
就任祝いの胡蝶蘭は、一般的には「社内に飾る」ものなので、どちらかというと、「派手なラッピングよりゴージャスでありながらも落ち着いた雰囲気の色」が好まれます。
といっても、華やかなお祝いなので、あんまり地味すぎるのもよくありません。爽やかで明るい色味のもの。たとえば「ブルー系」なども好評です。就任された方の好みの色や、オフィスなどの雰囲気に合わせたものがいいでしょう。
就任祝いに立て札は必要か?
胡蝶蘭のマナーとしては立て札は必須です。卓上商品などの場合はメッセージカードを添えます。
胡蝶蘭の場合は、お花自体の華やかさをさらに美しいものとするために、「ラッピングと立て札」は大きな役割を担っています。(ラッピングや木札については「有名な胡蝶蘭専門通販店は得意なサービス」であり問い合わせれば厚くサポートしてくれます)
就任祝いの花の立て札のマナー
立て札には木と紙がある
・「木の立て札」はビジネスシーンやフォーマルな贈り物で使います。
・「紙の立て札」は個人ベースの親しい方への贈り物で使います。
立て札の書き方例(胡蝶蘭)
・赤色で「お祝い内容」(「祝 御就任」「御就任祝い」など)
・黒色で「届けた方のお名前・または社名と代表者の役職・氏名」
・黒色で「お届け主様名として個人名、または社名」を記載します。
ポイントはできる限り新しい役職名を入れた
「お祝い内容」はできるだけ新しい役職名を含んだものにする
・社長就任の場合の例 「祝 代表取締役社長御就任」
・取締役就任の場合の例 「祝 取締役御就任」など
(まとめ)「就任祝いの花」を通してより素晴らしい関係を!!
ビジネスの成功は、自分も他人もウィンウィンの関係で、大きく成長してゆくところにあります。
その意味では、就任祝いの花には、「贈られる側と贈る側がより深い絆を結び、新たな発展に向けてのより素晴らしい関係となって育ってゆく機会とする」そのような願いが込められているといえるでしょう。