青い胡蝶蘭には、白とは趣の異なった気品があり、美しい神秘的な雰囲気があふれてます。贈られた方は、珍しい色合いに感嘆し、素敵な印象を伴ったお花の贈り物となるでしょう。
今回は、青い胡蝶蘭で「世界初のブルージーン」「希少なブルーエレガンス」の2種類のブルーについて、その違いや相場・人気の専門通販などをご案内致します。ぜひ、ご参照ください。
目次
- 青い胡蝶蘭の2種類とは
- 青い胡蝶蘭が希少である理由
- 青い胡蝶蘭のおすすめ専門店4選
- 青い胡蝶蘭の花言葉
- 青い胡蝶蘭がもたらす「青色」の意味
- 青い胡蝶蘭を贈るメリット
- 青い胡蝶蘭の相場
- 青い胡蝶蘭に関するよくある質問
- (まとめ)美しく神秘的な青い胡蝶蘭でミニサプライズを!
青い胡蝶蘭の2種類とは
青い胡蝶蘭の種類は大きく分けて2種類です。
❶「品種改良した胡蝶蘭」➤【ブルージーン(BlueGene)】として2022年初夏から販売開始。
➋「染色した胡蝶蘭」白色の胡蝶蘭を染色。➤【ブルーエレガンス】世界4ヵ国・特定農家のみの特殊技術。
どちらも極めて稀少な胡蝶蘭です。(のちに詳しくご紹介)
実は、自然界のなかにも、青い色の花の存在は、かなり少ないと言われいます。もちろん胡蝶蘭のなかでも「青色」は極めて珍しい花として知られています。
それでは、青い胡蝶蘭の二種類について特徴や新情報などをご案内いたします。
品種改良の「ブルージーン(Blue Gene)」
青い胡蝶蘭ブルージーン(BlueGene)は世界初の品種改良
染色ではない遺伝子組み換えでの「青い胡蝶蘭ブルージーン(BlueGene)」が2012年に(千葉大学と石原産業の共同開発・研究に15年・栽培に4年の年月をかけた後)誕生しています。
ブルージーン(BlueGene)の花言葉
・花言葉は「奇跡のめぐり逢い」です。
ブルージーン(BlueGene)の青色の特徴
染色での胡蝶蘭ブルーエレガンスが「鮮やかな青色」ならば、遺伝子組み換えでの青い胡蝶蘭は「深くしっとりとした青色」が特徴です。
質感で表現するならば、ブルーエレガンスが「シルクのような」という感じならば、ブルージーンは「ビロードのような」なめらかな感じです。
青色染色の「ブルーエレガンス」
青い胡蝶蘭「ブルーエレガンス」は胡蝶蘭白を繊細な特殊塗料で染めたもの。
青い胡蝶蘭の品種「ブルーエレガンス」は白い胡蝶蘭を青く染め上げたものです。
世界4ヵ国・特定農家の特殊技術。
極めて難しい染色技術が必要であり、世界でも4ヶ国しか許可されていません。(詳しくは「稀少価値」の項目を参照)
「ブルーエレガンス」の染色方法
特殊な染色液を花茎から吸わせるか、花にダメージのない「特殊な塗料を直接吹きかける」かのどちらかの方法を使っています。
染色液を使う場合は葉脈に沿って青色がグラデーションのように広がりますが、塗料を吹きかける場合は花全体に青色が均等に広がります。
青い胡蝶蘭が希少である理由
誕生したばかりでごく稀少。日本から世界へと羽ばたく「ブルージーン」。
世界初の染色ではない青色胡蝶蘭『ブルージーン』。石原産業が15年以上をかけて開発した「Blue Gene」は、まだ世の中に出回る数もごく少なく、限られた店舗での限定販売となっています。
花色は、やや紫がかった青色。
花径約6〜7センチ、草丈約50〜60センチの中輪ミディ系の品種。
ミディサイズ3本立ちとなっています。
「ブルーエレガンス」も世界4ヵ国・特定農家しか生産されていない。
白い胡蝶蘭を染色したブルーエレガンスの生産もとても難しく、特許取得している日本・アメリカ・オランダ・ブラジルの4ヵ国でしか生産が行なわれていません。日本では、愛知県にある農家が唯一、ブルーエレガンスを生産できる生産者になります。
青い胡蝶蘭のおすすめ専門店4選
ブルージーン(Blue Gene)申し込み可能な有名通販2選
生産数の上限により、ブルージーン(Blue Gene)は申し込み可能なショップが限られています。2023年の現段階ではわずか十数社であり、そのなかから、お求め安さや人気などの観点から次の2社をご案内致します。
「ブルーエレガンス」人気の有名実績の専門通販2選
胡蝶蘭専門通販では生産者と提携して、国内最高の賞などを受賞した青い胡蝶蘭を提供しています。胡蝶蘭は一般的な品種であっても無菌環境で発芽させて苗にするまで2年、開花させるまでにはさらに2年間の養成が必要であり大切に育てられてきたお花です。さらに青い胡蝶蘭には様々な手が加えられ、生産者と専門通販が協力し合って大切に出荷されています。
それでは、「ブルーエレガンスなどの青い胡蝶蘭」にも極めて力を入れ、個人はもちろん大小の多くの企業にも頻繁に利用されている胡蝶蘭専門2Shopをご案内致します。
白色はじめ珍しい「天皇杯青色胡蝶蘭」人気の『ギフトフラワー』
・日本最大級の品揃え。中小企業取引数NO1実績。白色はじめ「青色や黄色胡蝶蘭」も提供。
・青い胡蝶蘭は国内最高峰の天皇杯を受賞。金箔蘭・化粧蘭(花びら染色)など特許商品多数。
・世界特許の特殊な技術「エレガンスシリーズ」(胡蝶蘭の内側から染色したシリーズ)も人気。
・農林水産省金賞、ブルーリボン賞受賞、天皇杯生産者。松浦園芸や三坂園芸とも提携契約。
・自分でオリジナルの胡蝶蘭を選んで作ることもできます。
・胡蝶蘭精通のスタッフが配送。当日配送は12時までの注文で東京・大阪・福岡・名古屋・横浜。
・1万円台から30万円を超える高級欄まで。人気の3本立ち(大輪・約27輪)は16,000円ぐらい。公式ページ
企業等も頻繁に利用。最高級「ブルーエレガンス」も大好評『HANAMARO』
・信頼性、高級感が高く、銀行や生命保険会社はじめ、様々な企業や会社で頻繁に利用。
・白の他に「紫や青色の高級胡蝶蘭」も安値。特に青色の最高級「ブルーエレガンス」は大好評。
・農林水産省金賞や天皇杯生産者。森田洋蘭園や松浦園芸などの有名生産農家のみの胡蝶蘭使用。
・胡蝶蘭をはじめ観葉植物の利用も多く、産地直送でお届けしている。
・当日配送は首都圏・大阪・名古屋・福岡など。沖縄、離島でも別途手数料で配送OK。
・ミディ胡蝶蘭は4,000円台~。3本立ち(大輪・約30輪)で16,000円程度、10万以上の商品も。
・万が一不良品が届いた場合は、迅速に返品や交換が可能。公式ページ
青い胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」
胡蝶蘭の全体としては。幸福が舞い降りてくる」の花言葉であり、「幸福・繁栄・祝福」のメッセージを持っています。
青い胡蝶蘭青は「幸福が飛んでくる」プラス「愛と尊敬」
胡蝶蘭青は、胡蝶蘭の花言葉に加えて「愛と尊敬」が加わります。
この「愛」には異性に対する愛だけでなく「親愛や敬愛」などの意味も含まれた愛です。
「尊敬」には相手の個性や成功を尊び敬うことや「感謝の気持ち」も含まれています。
胡蝶蘭には青い色素をつくる遺伝子「デルフィニジン」がなく、遺伝子研究で、「ピンクの胡蝶蘭の細胞に青いツユクサの遺伝子を入れることで青い胡蝶蘭をつくることに成功」しました。その後に「胡蝶蘭ピンクのあなたを愛します」と「青いツユクサの尊敬」の花言葉「愛と尊敬」が加わったのです。
現在では、以前からあった塗料による「ブルーエレガンス」にも同じ花言葉「愛と尊敬」が加わっています。
「Blue Gene(ブルージーン)」には「奇跡のめぐり逢(あ)い」も。
「Blue Gene(ブルージーン)」には花言葉には、「奇跡のめぐり逢(あ)い」がプラスされれます。
青い胡蝶蘭がもたらす「青色」の意味
自然界に稀少な「青い花」は理想追及の象徴
そもそも青い花は自然界にはごく稀少であり、被子植物28万種類のなかでも10%も満たないと言われています。そのためか「青い花」は憧れや理想などの象徴として扱われやすく、欧米では、有名な詩、小説、童話などの有名作品のなかにも時折登場しています。
例えば理想的な愛の世界を探求したノヴァーリスの「青い花」などは有名です。
自然界に青色の胡蝶蘭は存在しないと言われているが…
自然界に青色の胡蝶蘭は存在しないとされています。でも、「もしかしたらどこかでひっそりと優雅に咲いているかもしれない」という雰囲気がしてくる、胡蝶蘭にはそんな神秘的でロマンに満ちた持ち味があります。
でもきっと、自然界の青色の胡蝶蘭が発見されたとしても、ブルージーンやブルーエレガンスにとてもよく似た青色をしているでしょう。
青い胡蝶蘭を贈るメリット
企業や新規オープンのショップに贈る場合
「理想」をキーワードにして、企業のコーポレートカラーに使われるていることも多い「青い色」。
夢や理想がキーワードの青い胡蝶蘭は、企業や友人への高級感ある贈り物としてとても喜ばれています。
自宅用や友人などに贈る場合
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」であり、それにプラスして、青い胡蝶蘭には「愛や尊敬」の意味が加わります。それは「愛や幸福の光」を胡蝶蘭からもらうことでもあり、それはまた、日々に青い胡蝶蘭を愛でることで自分の方からも「愛深き、尊敬される人になりたい」という願いを発することにもつながります。
そしてそれは、きっと、今までにない新しい青い扉・発展の扉が開いてゆくための素敵な「きっかけ」となるでしょう。
青い胡蝶蘭の相場
胡蝶蘭の相場は基本的に「株の本数」「お花自体の大きさ」「お花の数」などで決まります。
青い胡蝶蘭の場合は「稀少価値」があるということで、「かなり高いのではないか」という心配もありますが、結論から言うと、白色に比べて多少は高くなりすが、それほど高価になるわけではありません。
理由としては、胡蝶蘭の定番である白色の需給と比べて、まだまだ青色は圧倒的な大きなシェアを取っているとはいえないなどにもあるでしょう。
とは言っても、近年では徐々に「青色人気」が高まりつつあり、今後には価格変動もあると思われます。
青い胡蝶蘭の基本的な相場
ブルーエレガンスの相場は、
大輪の2本立て17,000~20,000円ぐらい。ミディサイズは10,000円を少し超えるぐらいです。
大輪の3本立てで30,000円、
大輪の5本立てでは40,000円を超える相場となります。
品種改良のブルージーン(Blue Gene)は、 ミディサイズ3本立 30,000円 (税込:33,000円)です。こちらは現段階では、この価格となります。
青い胡蝶蘭に関するよくある質問
胡蝶蘭を贈る時の注意点は?
青い色の胡蝶蘭に限らず、まず、胡蝶蘭を贈る時の一般的な注意点を示します。
飾るスペースを考慮する
胡蝶蘭の場合は、贈る相手の場所スペースへの配慮も必要です。例えば、小さなお店の開店祝いなどでは、派手に大きな胡蝶蘭では場所確保に四苦八苦してしまいます。ミディ胡蝶蘭など、比較的小さなサイズの胡蝶蘭を選びましょう。
逆に、大きな展示会場などでは、大きなサイズの胡蝶蘭でないと目立たない贈り物になってしまいます。胡蝶蘭はお祝いで贈ることが多く、お祝いの種類や贈る相手のニーズによって、チョイスしてゆくことが必要です。
たまに生花がダメという場所もある
胡蝶蘭は香りも少なく、花粉もほとんどないので、飲食店のオープンや、病院などにも相性がよくて頻繁に贈られてとても喜ばれています。
飲食店では繁栄のイメージがマッチし、病院には、経営者の事業成功を願うだけではなく、患者への癒しの効果もあり重宝されていますが、たまに、生花を受け取らない方針の場所もあるので、事前に確認しておきましょう。
では次に、胡蝶蘭全体ではなく、青色などの胡蝶蘭に限っての注意点を掲げます。
青い胡蝶蘭の注意点は?
二度咲きを楽しむ時は花の色は白になる
ブルーエレガンスの場合は、特殊な染色の方法によって花びらが染められています。
ですから、多少の色むらが出ることがあります。(多少の濃淡も芸術的で、それもまたブルーエレガンスの楽しみ方のひとつであると言われいますが…)。また、しっかりとお手入れされた胡蝶蘭は、一度枯れたあとも二次咲きすることがありますが、二度咲の花の色は「白の花」となります。
青い胡蝶蘭に合うラッピングの色は?
花束のラッピングの色は基本的には、❶統一感が出て失敗のないのが、同系色でまとめること。➋花束のなかにある一色を使うとバランスのとれた仕上がりなります。❸インパクトのある仕上がりにしたいならば、反対色・補色を使うことなどです。
胡蝶蘭はお祝いなので、明るい色が良いのですが、失敗のない感じにしたいのならば、青色の同系色となります。また、インパクトのある感じにしたいならば、「青の反対の色」を「青の補色」と考えるなら橙(オレンジ)を使ってみる手もあります。淡い色ならナチュラルな仕上がりになります。
また、縁起が悪いなどを気にする方は、赤色は赤字や火を連想するので避けた方が無難とされています。
ラッピングは色だけではなく、模様や質感が違うものがあり、使い方次第で仕上がりの印象が変わってしまいます。ですが、この点も、専門通販ではよく研究されていますのでおまかせで心配はいりません。
(まとめ)美しく神秘的な青い胡蝶蘭でミニサプライズを!
今回は、青い胡蝶蘭ブルージーンとブルーエレガンスの2種類について、違いや相場・人気の専門通販4選をご紹介致しました。
この2種類とも長年の研究によって、ようやく誕生した悲願の青色胡蝶蘭です。
ちょっとしたサプライズを演出したい時や、お祝い会場などで美しく優雅な胡蝶蘭を目立てさせたい時は、世界初や希少価値の高い「神秘的で美しい青い胡蝶蘭」を贈ってみてはいかがでしょうか。