今回は、幸福・幸せを呼ぶ花&花ギフト15選をご紹介。
「(現代のような)暗い世相や不幸が打ち破られますように。そして、明るく幸福な未来が花開いてゆきますように。」そのような願いを込めた「花言葉に関する物語り」も掲載します。
目次
- 幸せを呼ぶ花とは
- 幸せを呼ぶ花Pickup❶花言葉「永遠の幸福」青いカーネーション
- 幸せを呼ぶ花Pickup➋花言葉 「再び幸せが訪れる」すずらん
- 幸せを呼ぶ花Pickup❸花言葉 「この上なく幸せです」クチナシ
- 幸せを呼ぶ花Pickup❹花言葉 「幸福が飛んでくる」胡蝶蘭
- ウェデング&愛の記念日の「幸せを呼ぶ花」3選
- 花びらで幸福の喜びを現わす「幸せを呼ぶ花」5選
- まことに縁起の良い「幸せを呼ぶ花(木)」3選
- 「幸せを呼ぶ花」の活用方法(まとめ)
幸せを呼ぶ花とは
花言葉にはメッセージがある
花を贈る方は、その意図するメッセージを、花を貰う方に伝えることができます。 たとえば、花言葉に関心のない相手にも「幸せへの願い」を明確に伝えたいなら、「あなたに出会えて良かった、これから良いことがありますように、ますます幸せになりますように」といった気持ちを、花言葉をメッセージに添えて贈れば、花を貰った人はとても嬉しい気分になるでしょう。
花言葉には花文化があり神秘的パワーが満ちている
また、花には花言葉という文化があります。花言葉は、単にメッセージを伝えるという便宜上のものだけではありません。花それぞれには持ち味があり、長い間に培ってきた花言葉文化の歴史の基には、「花そのものが持っている神秘的な花Powerが満ちている」といっても過言ではないでしょう。
「幸せを呼ぶ花」とは「祈りにも似た愛の気持ち」が溢れている花
「幸せを呼ぶ」に関連するお花なら、「幸福がやってきますように!」との祈りにも似た愛の気持ちが「(目には見えませんが、目に見える花びらとともに)花咲いている」のです。
それでは、花言葉・幸せを呼ぶ花15選をご紹介してゆきましょう。
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幸せを呼ぶ花Pickup❶花言葉「永遠の幸福」青いカーネーション
カーネーションといえば日本では母の日に贈るものという文化が定着しています。
母の日に贈られるカーネーションは一般的には赤ですが、カーネーションは、種類によっては白や黄色の花びらも咲かすことができます。
しかし今までは、青いカーネーションは作ることはできませんでした。 だから、実在しない青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」だったのです。「もし作れたら永遠の幸福が手に入る」という意味が込められていたのですが、現在では、青いカーネーションは現実に存在するようになりました。
1997年に日本とオーストラリアの研究者たちが、従来のカーネーションに含まれている遺伝子を配合した結果、青い花びらを咲かせるカーネーションを開発することに成功したのです。
ゆえに、青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」となりました。「永遠の幸福」の花言葉とその逸話を添えて贈れば、とても喜ばれるプレゼントとなるでしょう。
幸せを呼ぶ花Pickup➋花言葉 「再び幸せが訪れる」すずらん
春に花を咲かせるすずらんには、「再び幸せが訪れる」という花言葉が付けられています。他に「希望」や「あふれ出る美しさ」という花言葉もあります。
長い冬を越えて花を咲かせるすずらんにピッタリの花言葉といえるでしょう。 もっとも、この花言葉はすずらんの生態だけに関連するものではないようです。
というのも、フランスでは5月1日を「すずらんの日」と位置付けています。5月1日にスズランの花を贈ると幸せが訪れると言われ、この日が近づくと街角でたくさんのスズランの花束が売られています。
その発端となったのは、16世紀のフランス国王シャルル9世です。1561年5月1日にある人から贈答品としてすずらんを贈られたたシャルル9世は、そのすずらんに惚れ込み「自分だけではなくこの幸せを誰かに分け与えよう」と考えました。そして宮廷の女性たちにすずらんを贈ったところ、みんなとっても喜んだので、シャルル9世は5月1日をすずらんの日とすることに決めたのでした。
すずらんを贈る時には、自分の幸せを誰かと分かち合いたいという気持ちを込めてプレゼントすると良いかもしれませんね。
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幸せを呼ぶ花Pickup❸花言葉 「この上なく幸せです」クチナシ
幸せを伝える花として、ジャスミンのような爽やかな甘い香りがするクチナシをご紹介します。
白い花を咲かせるクチナシは、欧米では恋愛の場にふさわしい花として親しまれています。
アメリカでは古くからダンスパーティーの際には、男性がクチナシの花を胸ポケットに付ける習慣があります。クチナチの芳しい香りに女性が惹きつけられやすいので、そうした習慣が定着したという説もあります。
ヨーロッパでは、男性が女性に贈る愛の花としてとても大切にされています。ある意中の男性から贈られた女性の気持ちが「この上なく幸せ」であり、それがそのまま花言葉になったとも言われています。
クチナシの花言葉が「この上なく幸せ」となった本当の理由
クチナシの学名はGardenia(ガーデニア)ですが、ガーデニアという名前が付けられたのは、ある民話がもとになっています。
あるところにガーデニアという女性が住んでいました。 ガーデニアは白が好きで、家具や服なども白で固めるほどでした。 そんな白に引き寄せられて、あるときガーデニアのもとに天使が引き寄せられました。
天使はこれほどまでに白を愛する清楚な女性ならば、「これを育てられるだろう」とある種を渡します。 そして天使は「この種が花を咲かせたら、その花びらにキスをしてほしい」とガーデニアに託しました。
ガーデニアは天使の言葉に忠実に従い、種を鉢植えに植えて大切に育てます。 そして一年ほどたった頃、とうとう種は花を咲かせました。
花はとても良い香りを漂わせるクチナシの花でした。 しばらくその花に見とれていたガーデニアは、ふと我に返って天使の言葉を思い出しました。 そして、花びらにキスをしたところ、なんとあの天使が再びガーデニアのもとに姿を現したのです。
そして天使はあなたを信じて良かった、ぜひ私と結婚してほしい、とプロポーズしました。 ガーデニアはそれを受諾し、二人は幸せに暮らしたのです。
こうした伝説から、クチナシには「この上なく幸せです」という花言葉が付けられています。 大切な人にぜひ贈ってあげてみてください。
和名のクチナシ(口無し)は、花が咲いた後にできる実(あかね色)は熟しても割れないことから命名されています。クチナシの実は漢方としても重宝されてきました。
続いて、「ウェデングや愛の記念日祝い」に最適のお花をご紹介します。
幸せを呼ぶ花Pickup❹花言葉 「幸福が飛んでくる」胡蝶蘭
バラは花の女王とされていますが、コチョウランも、バラとは違う意味での女王かもしれません。
気品高く優しく優雅な姿は、あたかも美しい蝶が天上より舞い降りてくるかのようなたたずまいであり、「幸福が飛んでくる」という花言葉がつけられました。
コチョウランを鉢植えにすれば、「幸せが根付く」とされています。幸福が飛んでくる、そして幸せが根付く。お祝い事や、心から幸福になってもらいたい方のために贈るとてもステキな花です。
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おススメ🌷幸運を呼ぶ花・胡蝶蘭を飾ってみると、「まるで明るさが咲いたかのような」お部屋になります。実際の「お祝い」の時ではなくても、「幸せが舞い込んでくる門出祝い」と考えればよいでしょう。
社長就任祝い | 就任祝い | 昇進祝い | 栄転祝い | 退職祝い |
開店祝い | 開業祝い | 開院祝い | 誕生日 | 結婚記念日 |
引っ越し祝い | 出産祝い | 金婚式 | 各種記念日 | 長寿祝い |
還暦祝い | 古希祝い | 喜寿祝い | 傘寿祝い | 白寿祝い |
ウェデング&愛の記念日の「幸せを呼ぶ花」3選
花言葉「幸福な愛」~ブルースター~
サムシング・フォー(結婚式の時に身に着けると幸せになるとされている四つのアイテム)のなかのひとつ、「サムシングブルー」としてよく用いられているブルースター。ブルーは、キリスト教で聖母マリアを象徴すると言われています。
男の子の幸せ、成長を願う、お祝いとしても最適なお花であり、結婚式や出産などによく贈られています。
微かな甘い赤色の蕾➪美しい水色の花びらとして開花➪青の色が濃くなり咲き続ける➪静かな深い紫色になって花が閉じるという変化を楽しむことができます。
そして、きっとブルースターは、花が閉じたあとは、美しく青い花の妖精となって、花嫁を祝福し続けるのでしょう。そんな予感に満ちた愛と幸福の花です。
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花言葉 「あなたに愛されて幸せ」~白いアザレア〜
白いアザレアの可憐で初々しい様子が花嫁の姿と重なることから、花言葉「あなたに愛されて幸せ」が生まれました。
アザレアの花にも誕生秘話(ロマン)があります。
江戸時代の末期から明治の初めに、日本からヨーロッパへ、「ヤマツツジやサツキ」が渡ってゆきました。それがヨーロッパで鉢植え用に改良されて、再び、日本に舞い戻ってきたのです。
乾燥に強く、鉢植えで楽しめます。
花言葉 「幸福の愛」~ブバリア(ブバルディア)~
花の姿が十字架を連想させることから、「幸福の愛」の花言葉が付けられ、ウェディングフラワーのブーケの花材としてもよく使われています。
甘い香りがする花です。丸くふくらんだ蕾の先端から、まるで十字架が現れるかのように、4枚の花が咲きます。それは十字架というよりも、悪を粉砕して幸福をもたらすクロスの印でしょうか。
(近年では花びらの数が増えたものや、多くの品種が出まわっています)
花びらで幸福の喜びを現わす「幸せを呼ぶ花」5選
花言葉「幸福を重ねる」~クリンソウ〜
小さな鐘のような赤紫の美しい色の花が、下から上の方へ、徐々に昇って咲いてゆきます。
茎の先にたくさんの花が咲き、それが寺院の塔の先にある九輪とそっくりなので、クリンソウという名前が尽きました。
原産は日本で「幸福を重ねる。希望が満ちる」という願いが込められています。
花言葉「幸せになる」~ユキワリイチゲ(雪割一華)~
雪割〜雪を力づく割って美しい花を咲かせます。 一華〜一輪の花を一本の茎に咲かせます。
「幸せになる」ためには、このようなリンとした力強さが必要なのかもしれません。
ユキワリイチゲは、早春においては「春の妖精とも言われる」希少な花です。春から夏に向けて葉をつけた後は、また大地のなかに姿を消します。
登山家などが早春に写真をとって恋人に贈るようなロマン性の高い花、それがユキワリイチゲです。
花言葉「幸せを得る」~アゲラタム〜
アゲラタムの花の名は、ギリシャ語の「アゲラス」が由来と言われています。「アゲラス」の意味は「年を取らない」ということ。そのような花の名前から「幸せを得る」という花言葉も連想されます。
モヘアのような独特な個性的な花で、初夏から秋までとても上部に開花します。
「信頼」という花言葉もあることから、人生の先輩方への贈り物としても人気です。
花言葉「いつも幸せ」~ルピナス〜
ルピナスは、以前のヨーロッパでは食料として栽培されていました。ルピナスの花は、「心に光が灯る」「想像力が豊かになる」だから「いつも幸せ」になると信じられていたのです。
(後の研究でルピナスの芽には「必須アミノ酸」や免疫力の向上などをもたらす「アルギニン」が含まれていることが分かりました。とはいっても、ルピナスには有毒成分を含む種類もあるので安易に食べない様にしましょう)
現代は鑑賞用が主で、日本ではまるで藤の花を逆さにした姿で上に伸びて綺麗に咲くことから、昇り藤(のぼりふじ)の名で愛されています。
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まことに縁起の良い「幸せを呼ぶ花(木)」3選
幸せ花言葉「幸福の愛」~フクジュソウ〜
「福」~雪の中から旧正月(2月上旬)の頃に咲き出します。 「寿」~長寿を願います。この「福」と「寿」を組み合わせて、フクジュソウとなった説や、 一番に春を告げるという意味で「福告ぐ草(フクツグソウ)」という名前になった説があります。
いずれにしても、「幸福の愛」の花言葉の通り、幸せを示す花、それがフクジュソウです。
この縁起の良い花は、日の出とともに「黄金色の花びら」が開きます。
幸せ花言葉「福をなす」~ナンテン〜
ナンテンは、まことに縁起の良い木であって、その名の通り“難を転じる”と言われています。
「南天を庭に植えれば火災をさけられる」とは『和漢三才図会』(江戸時代の百科事典)に記されている言葉であり、昔から厄除けして重宝されてきました。
花言葉「幸せをつかむ」~クジャクサボテン〜
数日間の短命ながら、孔雀が羽を広げるように大きな綺麗な花を咲かせ、精一杯に咲き誇るクジャクサボテン。
短命なのは「幸せ」ではないように思うかもしれませんが、クジャクサボテンが象徴するものは、「短命な儚い幸せ」というマイナス意味ではありません。
「幸せをつかむ」の花言葉には、幸せになるにはチャンスを逃してはならないいう意味が含まれています。チャンスは長くずっと訪れているものではなく、短い時間での「決断」も大切になってきます。優柔不断な態度ではいけないということで、クジャクサボテンは可憐な姿を見せているのかもしれません。
「幸せを呼ぶ花」の活用方法(まとめ)
今回は「幸せを呼ぶ花」一覧をご紹介致しました。しかし、幸福とは心のなかの心象風景(心のなかの感じ方)のところもあり、単に花を飾っただけで幸福を呼ぶことができるかといえば、そうはならないことも多いのは誰しも承知のことでしょう。
でも、「幸福を呼ぶ花」は少なくとも幸福を呼ぶきっかけとなります。きっかけではありますが、実際に幸福になってゆく道につながっている「契機(きっかけ)」であるのです。それでは、そのきっかけが、花咲いてゆくにはどうすればよいのでしょうか。
そのためには、まずは、幸福を呼ぶ花を飾り、その花を心より愛で、花言葉や花物語に想いを馳せることから始めましょう。すると次第に心のなかが「美しくて幸福の光を溢れさせている花の姿にうっとりとするように」落ち着いてくるでしょう。そのようなことが日々に繋がってくると、心は静かな幸福感覚で満ち溢れるようになります。そして、それがやがては、幸福な現象を引き寄せる良き土壌となるでしょう。
それでは最後にもうひとつ、面白くて素敵な「幸福を呼ぶ花」をご紹介します。
花言葉「永遠の幸福」~クラスペディア~
花の名の英名は「Drumstick」。打楽器のバチに、丸い黄色の花が似ていることから、花の名が付けられています。
ドライフラワーにするといつまでも色あせないということから「永遠の幸福」という花言葉がつけられたという説もありますが、「永遠の幸福」は、別の花言葉である「心の扉をたたく」と深く繋がっている花言葉かもしれません。
「心の扉をたたいて心の音楽を奏で続けるならば、永遠の幸福が約束される」と考えられたのでしょうか。
音楽を愛する方の「幸福」を願って、花言葉メッセージ付きで、贈ってみるのも素敵ですね。