
愛の花と言われるカーネーションは、母の日はもちろんのこと、家族、恋人、友人などへお花のプレゼントをする場合に、とてもふさわしいお花のひとつです。
今回は、カーネーションの花言葉を色別に分けてお伝えいたします。(また本数によって違いはあるかなども含めて、カーネーションの基礎知識や通販案内も掲載しています。)
それぞれのカーネーション色の意味を味わって、花の贈り物の参考にしていただけば幸いです。
カーネーションの花言葉【全体】
カーネーションにはいろいろな種類がありますが、全体の花言葉は、「無垢で深い愛」です。
また、英語圏では、「fascination(魅惑、魅力)」「love(愛情)」「distinction(卓越、名声)」という花言葉もあります。
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カーネーションの花言葉【オレンジ色】
「オレンジのカーネーション」の花言葉は、「純粋な愛」「清らかな慕情」「あなたを熱愛します」
オレンジ色のカーネーションの花言葉は、「純粋な愛」「清らかな慕情」「あなたを熱愛します」です。
オレンジ色は、明るくて、元気なイメージがあるので、オレンジ色のカーネーションをお部屋に飾ったら、気持ちもポジティブになりやすいと思います。
そればかりか、オレンジ色のカーネーションには、「あなたを熱愛します」という花言葉もあります。母の日の定番と思われがちのカーネーションですが、想いを寄せる方や恋人への愛の告白や愛の表現としては、実はピッタリのお花でもあるのです。
「オレンジ色のカーネーション」をメッセージを添えて贈ればロマンチックな贈り物になるでしょう。

カーネーションの花言葉【赤色】
母の日の赤色カーネーションの花言葉は「母への愛」「母の愛」「愛を信じる」「感動」
日本では、母の日のギフトとして、赤色のカーネーションを贈るのが定番となっています。赤い色のカーネーションの花言葉は「母への愛」「母の愛」「愛を信じる」「感動」です。
(赤いカーネーションの英語での花言葉は、「My heart aches for you(あなたに会いたくてたまらない)」「deep love(深い愛)」「admiration(敬愛、感嘆)」です。)
特に日本では、母親への感謝の気持ちを伝えるのに、ふさわしい花言葉ですね。以下のエピソードと同じような体験をされた方もいらっしゃるでしょう。
「子どもの頃にお小遣いを貯めて、母の日のプレゼントを買いにいった時のことです。数百円のお小遣いを握りしめて近所のお花屋さんへ行ったのですが、店頭にはたくさんの美しいお花が並んでいました。母の日用としておしゃれにラッピングされたカーネーションの鉢植えなども並んでいて、いろいろなお花を眺めているだけでもとても楽しい気持ちになりました。
ただ子どものささやかなお小遣いでは、本当はとても気に入った花束を買うことができずに、私はそのお花屋さんで一番安価で、赤い一輪のカーネーションを選びました。でも、安いカーネーションでも、母は涙を浮かべながらとても喜んでくれたのです。そのときに、私は人にお花を贈る意味や喜びを知りました」

カーネーションの花言葉【ピンク色】
ピンク色のカーネーションの花言葉は「女性の愛」「熱愛」「美しい仕草」「上品」「気品」「感謝」「暖かい心」
可愛らしい印象のピンク色のカーネーションには、「女性の愛」「熱愛」などの花言葉があります。
「美しい仕草」「上品」「気品」「感謝」「暖かい心」などの花言葉もあるので、母親や恋人など、女性へ贈るのにはおすすめのお花です。
優しいイメージのあるピンク色は、気持ちもハッピーにしてくれます。
ピンク色のカーネーションの花束は退職などお別れのときのプレゼントしても最適です。花言葉にもありますように、「感謝や温かい心」が「カーネーションから溢れている美しい光」を通して伝わってゆきますね。

カーネーションの花言葉【青色】
青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」
カーネーションは、赤色やピンク色が定番人気となっていますが、青い色の珍しいカラーも人気があります。
青色のカーネーションはもともと自然界には存在しておらず、青色の水を吸わせて着色して作られています。最近では、遺伝子組み換え技術で作られた青色のカーネーションもたくさん出回るようになってきました。
人工的に作られたカラーのお花ですが、引き込まれるような美しい青色の花弁はとても魅力的です。そんな青色のカーネーションには、「永遠の幸福」という花言葉が付けられています。
なぜ、永遠の幸福なのかというと、青色のカーネーションを作るのは技術的に非常に難しく、作ることができたら一生幸せになれるだろうという開発者の想いが込められていたからなのだそうです。
永遠の幸福という花言葉の青色のカーネーションは、誰かの幸せを心から願う際のプレゼントにふさわしいお花です。

カーネーションの花言葉【グリーン色】
グリーン色のカーネーションの花言葉は「癒し」「純粋な愛情」
赤色やピンク色と比べると、目立ちにくいグリーン色カーネーションですが、癒しや純粋な愛情という花言葉を持っています。
グリーンは、気持ちをリラックスさせて、穏やかな気持ちにさせてくれる作用があるといわれています。近所の公園を散歩しているだけでも、気持ちがリフレッシュされるのは、グリーンの癒し効果のおかげなのでしょう。
お仕事などが忙しくして、疲れている人へのプレゼントとして、グリーン色のカーネーションを贈ったら喜ばれるかもしれませんね。

カーネーションの花言葉【レインボー】
レインボーカーネーションの花言葉は「感謝」
赤や青や黄色など色とりどりのレインボーカーネーションも人気があります。
一つでいろいろなカラーが楽しめるの魅力のお花です。
レインボーカーネーションは自然界に存在するものでなくて、白色のカーネーションに、いろいろなカラーを吸わせて着色して作られています。
花言葉は「感謝」で、見た目もカラフルでとてもきれいですし、言葉では伝えきれない感謝の気持ちを伝えるのにベストなフラワーギフトだと思います。

カーネーションの花言葉【黄色・白色・紫色は注意!!】
黄色のカーネーションの花言葉には「嫉妬」「軽視」「侮辱」「愛情の揺らぎ」「友情」などがある
黄色のカーネーションは、温かみのある優しげな雰囲気があり、とても素敵なお花です。ですが、意外なことに黄色のカーネーションの花言葉は、「嫉妬」です。
侮蔑、軽視、愛情の揺らぎなどの花言葉もあるそうなので、誰かにプレゼントするには向かないときもあります。
ただ、黄色のカーネーションには、友情という花言葉もあるので、友人へのプレゼントなどには良いのかもしれません。
また、誰かへのギフトとしてだけでなく、リラックスしたいときの自分用のプレゼントとしても最適なお花だと思います。

白いカーネーションの花言葉は「純粋な愛」「尊敬」「愛の拒絶」
真っ白なカーネーションは、清潔感があり、新鮮な気持ちにさせてくれます。
花言葉は、「純粋な愛」「尊敬」です。
ただ、白いカーネーションには、「愛の拒絶」という花言葉もあるそうなので、好きな人へのプレゼントとして贈る際には、慎重になったほうが良さそうです。
シンプルですが、とても美しいお花なので、どんなお部屋とも相性が良いですし、インテリアには、ふさわしいお花だと思います。
紫色のカーネーションの花言葉は「気品」「誇り」「気まぐれ」「移り気」
エレガントで、どこか神秘的なイメージのある紫色のカーネーションには、「気品」「誇り」という花言葉があります。
一方で、気まぐれや移り気という花言葉もあるそうなので、紫色のカーネーションをプレゼントするときには、誤解を与えないようにしたほうが良いかもしれません。
大人っぽくて、ミステリアスな紫色のカーネーションは、とても魅力的なお花だと思います。
花言葉を楽しむためのカーネーション基礎情報
カーネーションの科名・属名・学名
科名属名:ナデシコ科・ナデシコ属 学名:Dianthus caryophyllus
カーネーションの和名・英名・原産地
和名:カーネーション・阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)・麝香撫子(ジャコウナデシコ)・阿蘭陀石竹(オランダセキチク)など 英名:Carnation, Clove pink 原産地:南ヨーロッパや西アジア
カーネーションを誕生花とする日にち
1月11日(ピンク)、5月12日(赤)、5月15日(ピンク)、6月15日、11月20日(赤)
カーネーションの開花時期
開花時期: 4月~6月頃、9月~11月頃 ※品種によって異なる

最後に~カーネーションの花言葉は「本数によっても違う」?
結論から言うと、「バラの花が本数によって意味合いが違う」のとは異なり、カーネーションの花には「本数によっての明確な違い」はありません。
ただ、「一般的に『花と本数の関係』を現わした以下の内容」が、カーネーションの場合には他の花よりも、ネットなどで示されていることが多いともいえます。
それは、カーネーションと本数の関係を気にしている方がたくさんいらっしゃるからでしょうか。真意は定かではありませんが、参考までに「一般的な花と本数の関係」を下記に列記します。(ただし、恋人ではなく、母の日に贈る本数などは気にする必要はないでしょう)
1本:わたしの運命の人はあなたです
3本:わたしはあなたを愛しています
4本:わたしはあなたを愛しています
6本 わたしはあなたに夢中です
8本:わたしはあなたの思いやりに感謝しています
9本:いつまでも一緒にいよう
11本 あなたはわたしの最愛の人です
40本:わたしはあなたに永遠の愛を誓います
50本:永遠
99本:永遠の愛
108本:私と結婚してください
「12本のカーネーションを贈る」ということも素敵です。12本の花束のことを「ダズンフラワー」と言って、この12本の花1本ずつに「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味を込めます。(「ダズンフラワー」はもともと「ダズンローズ」からきています。昔のヨーロッパでは、花を12本集めて愛する女性へ贈る風習がありました)
