ヘレンケラーの名言散歩

アメリカの社会福祉活動家で 日本でもよく知られるヘレン・ケラー、聴覚と視力の両方を失った彼女の言葉は多くの人々の心を打つものとして今もなお語り継がれています。

まずはそんな彼女の生い立ちを追い、その後で彼女の人生に想いを馳せながら、数々の名言をご紹介して参りましょう。

ヘレン・ケラーの生い立ち(名言の背景)

アメリカ南北戦争の時代、 1860年 6月27日に、ドイツ系アメリカ人の父とイングランド系の母との間に、ヘレンケラーは生まれます。

生後6ヶ月で言葉を覚えるほどに、人間としての成長が早かったヘレンケラーですが、 1882年彼女が1歳半の時に、幼い頃から患った髄膜炎の影響なのか謎の高熱を発します。

そして命は助かったものの、 目が見えなくなり、耳も聞こえなくなってしまいます。

視力も聴力も失われるというのはショッキングな出来事です。それもその発症が言葉も覚えていない幼子です。一般的な教育も受けられずに、家族は大変な苦悩となりました。

しかし、天の計らいか、やがてヘレンケラーは一人の女性と運命的な出会いを果たします。 両親が医師の勧めでもあるアン・サリヴァンという人に家庭教師をお願いしたのです。

この頃のヘレンケラーはとても短気で、アン・サリヴァンもとても苦労したといいます。 しかしアン・サリヴァンは愛深く根気よくヘレンケラーに物事を教え、やがて二人は強い絆で結ばれていきます。

アン・サリヴァンと出会って、障害を乗り越え学ぶ楽しさを知ったヘレンケラーは、障害に負けず大きく成長します。

やがて手話で会話もできるようになってきたヘレンケラーは盲学校に通います。その後は 有名大学に入学し、 社会党に入党するなど、勉学や政治活動も積極的に行います。

ハンデを負ったもののヘレンケラーは強く生き、 自分と同じように障害で苦しんでいる人のために 、障害や病気で辛い思いをしている人たちのために活動します。

その素晴らしい活躍のなか、1921年にはアメリカ盲人援護協会という組織が設立され、盲人のための募金活動が始まります。

ヘレンケラーはこの募金活動の象徴的な存在となり、その影響力もあって多額の募金を集めることに成功します。

その経験により、彼女は社会福祉活動家としてアメリカに貢献し、アメリカ政府から「大統領自由勲章」という文民最高位の勲章を贈られました。

ヘレンケラーは政治家としても活動するなど視力と聴力を失ったハンデをものともしません。アン・サリヴァンとともに世界的に注目され、 同じく障害に苦しむ人のために活動を続けます。

ヘレンケラーは、その生涯を終えるまで人のために愛のために動き続けました。 人のために生き抜いた彼女の生き様は、現在においても世界中の方に賞賛され続けています。

➡参考 ヘレンの会,ヘレン協会

ヘレン・ケラーから学ぶ人生を変える名言(英語・日本語)

困難に立ち向かい続ける人生わ送ったヘレン・ケラー、彼女はいったいどんな言葉を世に残してきたのか、皆様に送りたいヘレン・ケラーの名言の数々をご紹介して参りましょう。

ヘレン・ケラー名言① 英語・日本語 最も美しいの

英文:「The best and most beautiful things in the world cannot be seen or even touched. They must be felt with the heart.」

訳:「世界で最も素晴らしく最も美しいものは、目で見たり手で触れたりすることはできません。それは、心で感じなければならないのです。」

世界で最も素晴らしく美しいもの、その最高のものは「愛」でしょう。愛や優しさは、目でみたり手に触れることができません。ハート・ラブは心で感じるものです。

➡【サンテグジュペリの名言・格言散歩】星の王子様作家の心音|幸運100倍.net

ヘレン・ケラー名言② 英語・日本語 正面から見る

英文:「Never bend your head. Always hold it high. Look the world straight in the eye.」

訳:「うつむいてはいけない。いつも頭を高くあげていなさい。そして、世の中を真っ正面から見つめなさい。」

下を見ていては前は見えない、前を見なければ世の中と向き合うことができない、自分や物事と向き合うには胸を張って、逃げてはいけないことを感じさせてくれる言葉です。

ヘレン・ケラー名言③ 英語・日本語 自分を愛する

英文:「Face your deficiencies and acknowledge them;but do not let them master you. Let them teach you patience,sweetness,insight.」

訳:「自分の欠点を直視し認めることです。ただし、欠点に振り回されてはいけません。忍耐力、優しさ、人を見抜く目を欠点から学びましょう。」

自分の欠点は、誰も目を背けたくなるものです。しかし、その欠点と向き合い、自分自身をもそうと抱きしめることで、今まで見えていなかった素晴らしさや人生の方向性を発見できることを伝えてくれている名言です。

ヘレン・ケラー名言④ 英語・日本語 努力の喜び

英文:「Remember,no effort that we make to attain something beautiful is ever lost.」

訳:「何か素晴らしいことを達成するための努力というものは、決して無駄にならないことを覚えていなさい。」

努力をし続けてもすぐに結果に繋がらないで、諦めたくなる時は誰にでもあります。

しかし、その努力は無駄なことはありません。達成することへの努力は自ずと自分の経験となり、どんな形であれ、必ず報われる時が来ると信じることができる言葉です。

ヘレン・ケラー名言⑤ 英語・日本語 神様に感謝

英文:「I thank God for my handicaps. For through them,I have found myself,my work and my God.」

訳:「私は、自分の障害を神に感謝しています。私が自分を見出し、生涯の仕事、そして神を見つけることができたのも、この障害を通してだったからです。」

障害である自分をみつめ、その奥に神様を発見し、神様からいただいた自分の使命を見いだしてゆく、この信仰者の言葉に心を打たれた方も多いのではないでしょうか。

決して神様や人や環境をうらまず、自分は不幸だと思わずに、置かれた状況で今何ができるのかを考えさせてくれる珠玉の言葉です。

ヘレン・ケラー名言⑥ 英語・日本語 奇跡が起こる

英文:「When we do the best that we can,we never know what miracle is wrought in our life,or in the life of another.」

訳:「ベストを尽くしてみると、あなたの人生にも他人の人生にも思いがけない奇跡が起こるかもしれません。」

何があっても決して諦めず前向きに生きたヘレンケラー

目の前にある事やあなたの環境を、単につまらないものと捉えずに、それにベストを尽くすことで、自ずと何かに繋がり、道が開けてまいります。

目の前には、小さなチャンスが転がっていることを見逃さないようにという、彼女のメッセージではないでしょうか。

ヘレン・ケラー名言⑦ 英語・日本語 人生成功の道

英文:「Security is mostly a superstition. It does not exist in nature,nor do the children of men as a whole experience it. Avoiding danger is no safer in the long run than outright exposure. Life is either a daring adventure,or nothing.」

訳:「安全とは思いこみにすぎない場合が多いのです。現実には安全というものは存在せず、子供たちも、誰一人として安全とは言えません。危険を避けるのも、危険に身をさらすのと同じくらい危険なのです。人生は危険に満ちた冒険か、もしくは無か、そのどちらかを選ぶ以外にはありません。」

人は暮らしていく上で何があるかはわかりません。安全に暮そうにもいつ事故に遭い、いつ災害に遭うかもわかりません。

ならば、自分の殻にこもって何もしない人生よりも、何かに立ち向かう、ヘレンのように人様のお役に立つように頑張る人生の方が、よっぽど充実した人生を送ることができるのではないでしょうか

ヘレン・ケラー名言⑧ 英語・日本語 個性の磨き方

英文:「Character cannot be developed in ease and quiet. Only through experience of trial and suffering can the soul be strengthened,vision cleared,ambition inspired,and success achieved.」

訳:「個性は、安らぎや静けさの中で生まれるものではありません。試練や苦しみを経験することでのみ、魂が鍛えられ、洞察力が研ぎ澄まされ、野心が鼓舞され、成功が手に入るのです。」

経験は自分の個性を作り上げます。喜びだけでなく、辛い経験や悲しみも経験することで自分自身と向き合い、個性的な人間へと成長します。

辛いことも悲しいことも自分という人間をつくあげていく上での経験と思えば、その捉え方も変わり、今一度努力を続けることができるのではないでしょうか。

➡【幸運を呼ぶ】強力な言葉・偉人名言(日本語・英語)

ヘレンケラーの珠玉の名言⑨~21

★英語: Always face to the sun. I've never seen a shadow.

日本語: 顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。

何があっても前向きに生きることで運命は開けてまいります。

★英語:Although the world is full of suffering, it is full also of the overcoming of it.

日本語:世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています。

どんなに辛いことがあっても、人生にはその辛さを乗り越えるだけの良いこともある、ただ必要なのは、それを発見し喜びに変えることです。

★英語:If you think you are such a human being, you can only be that human.

日本語:こんな人間だと思ってしまえば、それだけの人間にしかなれないのです。

自分自身で限界を決めてしまえばそれ以上の人間にはなれません。常に夢と理想とロマンを持って向上してゆくことの大切さが説かれています。

★英語:Things that are very difficult at first can become easier if you continue.

日本語:はじめはとても難しいことも、続けていけば簡単になります。

慣れないことをするのは大変なことですが、続ければやがて簡単にできる、つまり「習慣」にしてしまえば継続することは簡単になります。

★英語:We could never learn to be brave and patient, if there were only joy in the world. 

日本語:もしもこの世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。

楽しいことばかりなら人間は成長できず、辛いことがあるからこそ、本当の意味の勇気を持つとともに、忍耐強くもなれます。

★英語:Life is either Challenging with courage or acting as a stick?

日本語:人生はどちらかです。勇気をもって挑むか棒にふるか。

勇気を出してなにかにチャレンジしていく人生か、それとも何もせずに棒にふってしまうか、人生はこのどちらかです。

★英語:Life is exciting. And the most exciting thing is when we live for others.

日本語:人生は胸躍るものです。そしてもっともワクワクするのは、人の為に生きる時です。

人のために生きる時がもっともワクワクするという、人のために生きたヘレンケラーの愛の悟りを現わす言葉です。

★英語:Science may have found a cure for most evils; but it has found no remedy for the worst of them all – the apathy of human beings.

日本語:科学は、たいていの害悪に対する解決策を見出したかもしれないが、その何にもまして最悪のものに対する救済策を見出してはいない。すなわち人間の無関心さに対する策を。

科学は大抵のことを解決してくれるが、人間の無関心さという問題は解決してくれません。無関心とは「愛」の反対の言葉です。

★英語:It is better to walk in the dark with friends than to walk alone in the light.

日本語:光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩むほうが良い。

仲間の大切さ、共に歩んでくれる人がいることの幸せさが伝わってくる言葉です。

★英語:Joy is a sacred flame that keeps warming purpose and shining intelligence.

日本語:喜びとは、目的をあたため続け、知性を輝かせ続ける神聖な炎である。

目的に向かって努力し、知性を発揮させることができる、その原動力は「喜び」です。この聖なる炎は、神様の喜びと一体となった時に、静かに力強く燃え続けます。

★英語:The most pathetic person in the world is someone who has sight, but has no vision.

日本語:世界で最も哀れな人とは、目は見えてもビジョンのない人です。

人生にビジョンなく夢なく理想のない人はとても哀れな人です。

★ 英語:It's a regrettable thing that it's blind. So though an eye is seen, it's a more regrettable thing that I don't try to see.

日本語:盲目であることは、悲しいことです。けれど、目が見えるのに見ようとしないのは、もっと悲しいことです。

盲目という障害は悲しいことですが、目が見えても、そこに存在する「愛」を見、「愛」を心で触れることができないのは真の意味で悲しいことです。

★英語:Life is most interesting when we live for others.

日本語:人生がもっとも面白くなるのは、他人のために生きている時です。

自分のためではなく、他人のために生きている時がもっとも面白いのは、心のなかに躍動感があり、真の「幸福の思い」を感じることができるからです。

★(参考:大富豪のアンドリュー・カーネギーが、終身年金の給付をヘレンケラーに申し出た時の言葉)

「私はすでにかなりの分け前にあずかっていますし、数百万ドルでも彼ら困窮している人たちの正当な取り分としてはまだ少い」

ヘレンケラーはその申し出を辞退しています。

➡【ガンジーの名言・格言散歩】非暴力の奥に輝く愛の精神!|幸運100倍.net

ヘレンケラーの有名なエピソード

最後に、ヘレンケラーの有名なエピソードについて紹介します。

・・水という存在を知った瞬間

とても有名なエピソードです。

家庭教師のアン・サリヴァンが、ヘレンケラーの手にポンプから流れる水をかけます。

この時にヘレンケラーは今手に触れているものが水なんだということを理解し、指を使ってウォーターという文字を書きました。

物には名前があると理解した瞬間でもあり、この時からヘレンケラーはあらゆる物の名前を知りたがり覚えていくようになりました。

・・難関大学に合格

ヘレンケラーはラドクリフカレッジという大学に入るのですが、この大学はいわゆる難関大学の1つです。

目が見えず耳も聞こえないヘレンケラーが大学に入るには、相当な努力をしたと思われます。

現在でいうハーバード大学ですから、いかに入学するのが大変かが想像できます。

諦めないヘレンケラーだからこそ成し遂げられた偉業でしょう。

・・日本への来日や女優活動も?

自著である救済がハリウッドで映画化された時、ヘレンケラー本人が出演しています。

女優としても活躍していたのです。

また、ヘレンケラーは人生で3度日本を訪れています。

そのため日本でもよく知られた人物で、ヘレンケラーブームが起きるほどの注目ぶりでした。

ヘレンケラーの愛と強さの源泉とは!?

ヘレンケラーは 視力と聴力を幼い時に失いながらも、周囲に人の支えもあって強く生きるようになります。積極的に学び、やがては苦しんでいる人のために活動するようになります。

彼女がいかに強い心を持つようになったか。それは彼女の孤独のなかに、そしてアン・サリヴァンの献身的な愛のなかに、神様を発見したから。

そして神様を心の底から愛したからではないでしょうか。その姿はアメリカだけでなく世界中に影響を与え、光の天使と呼ばれるようになります。

実は、ヘレンケラーの人生にもう一人、強烈な衝撃を与えた方がいます。神秘思想家であり、宗教家でもあるスエーデンボルグです。

彼女の内面的空間を拡大したのは、幽体離脱などの神秘体験や予知能力のあったスエーデンボルグとの深いつながりがあったからだと言えるでしょう。

科学者でもあったスエーデンボルグは、生きている時に霊界を見てきたという膨大な資料を残しています。

もしかしたらヘレンケラーも、生きながらあの世の霊との交信ができたのかもしれませんね。神様やあの世を信じて実体験したことが、彼女の強さの源泉となっていたのではないでしょうか。

ヘレンケラーは、生前から日本でも有名になり、障害を持つ人に、そして障害はないけども数多くの悩める方々に愛と勇気を与え続けました。

自身が障害を持ちながらも諦めることなく生き、神様を愛し、そしてこの世的にも努力すればどんなことでも実現可能だと教えてくれたヘレンケラーの人生。

聴覚に視力と人間が持つ2つの力を無くしながらも前向きに生きた彼女の言葉は、困難へと立ち向かう時背中を押して貰えるそんな力強い言葉ではないでしょうか。

最後まで人のために生き抜いたヘレンケラーの人生は、今でも多くの人を惹きつけ、勇気を与えてくれます。

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