トルストイの名言・格言
今、トルストイ生きていたなら、語りたかったこと、すべて。(OR books)

(本文)トルストイはロシアを代表する小説家・文豪であり、世界宗教の開祖と匹敵するぐらいの大思想家です。日本でもその作品は有名で、特に戦争と平和という作品はよく知られています。

非暴力主義者としても知られ、小説家として活動しながらも反体制としての活動も行っていました。貧しい人々など、いわゆる弱者を救うための活動もしており、ロシアをはじめ世界中に影響を与えました。

そんなトルストイの格言などから、本当の幸せとはなんなのかを見ていきましょう。

トルストイの格言・名言集(英語&日本語)

逆境の功徳

⭐英語: Adversity makes the character. (Leo Tolstoy )

⭐日本語: 逆境が人格を作る。(トルストイ)

楽な状況では人間は甘くなりがちですが、苦しい状況ほど身に染みる思いをするとともに、その孤独のなかで自分と戦うことによって、人間はその人格を練り上げてゆくことができます。逆境の中にある方に対してのトルストイの励ましの言葉でもあります。

幸福のつくり方

⭐英語:  Prosperity, onore, can, it's made personally, and there is no prosperity of anything but that.  (Leo Tolstoy )

⭐日本語: 幸福は、己れ自ら作るものであって、それ以外の幸福はない。(トルストイ)

幸福は、今恵まれていないものや上手くいかないことを、人のせいや環境のせいばりせず、また国や他人からの施しばかりを当てにしないで、自分自身が何とか努力を積み重ねて、その中に花咲かせてゆくなかに生まれてくるものです。

また、たとえ他人から与えられたものがあったとしても、それをどのように受け止め、どのように評価するかは、自分自身の心によるものです。 幸・不幸は、自分の心の感じ方によって、大きく分かれてくるのです。

幸福は、今与えられているものへの感謝から始まります。感謝は己自身がつくるものです。何も与えられていないと思う人は、まず、今日の命を与えられたこと。夜は去り朝の太陽が輝いていること。当然と思っていることへの感謝から初めてみましょう。

自分との競争

⭐人間にとって最高の幸福は、一年の終わりにおける自己を、その一年の始めにおける自己よりも、遥かに良くなったと感ずることである。(トルストイ)

1年経った時に自分が以前よりも良くなった、つまり成長したと感じられることがなによりの幸せです。そしてその成長とは、英語が上達したとか、歴史に詳しくなったとか、人に親切に振舞えるようになったとか、様々にありますが、その奥には「心の成長による幸福感」があるでしょう。

謙虚さの美徳

⭐英語: A modest person is liked from everyone. Though why doesn't it try to be a modest person?(Leo Tolstoy )

日本語: 謙虚な人は誰からも好かれる。 それなのにどうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。 (トルストイ)

謙虚な人が好かれるというのはわかっていても、人はなかなか謙虚になれません。それはどうしてでしようか。謙虚な人の反対は傲慢な人や威張る人です。その特徴は、自己中心主義や、他人からの賞賛ばかりを求めたい気持ちです。そこには行き過ぎた自己愛があります。

人間は誰しも自分が可愛い存在ですが、自己愛が行き過ぎると人から嫌われます。常に、「謙虚さ」を自分に言い聞かせて人間関係を素晴らしいものにしたいと思います。

孤独な時に

⭐英語:When lonely, humans feel the true self.

⭐日本語:孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。(トルストイ)

人間は孤独なとき内向的となり、自分自身の心の在り方を深く見つめるようになります。そこに生まれてくるものは、偽物の自分と本当の自分との対決です。

そして本当の、まことの自分自身を感じることによって、人生の軌道修正と、新しい自分へとトライするチャンスが生まれてききます。

不幸な家庭は

⭐英語:Happy families are all alike; every unhappyfamilyisunhappyin itsown way.(Leo Tolstoy )

⭐日本語:すべての幸福な家庭は、互いに似かよっているが、不幸な家庭はどれもが、それぞれの流儀で不幸である。(トルストイ)

多くの方の個別の苦しみや悲しみに、それぞれに手を差し伸べたいというトルストイの大きな愛を感じる名言です。

幸福な家庭が似ている点というのは、全般的に天国的で光が射している点を言われているのでしょう。もちろん幸福な家庭にもそれぞれの個性があれますが。

それに対して、光が射さないで影になっている部分に光を当てるには、それぞれの個別の原因を突き止め、愛の処方箋を出してゆくことが必要です。

悪を抑制せよ

⭐英語:Good work requires effort. But controlling evil requires even more effort.(Leo Tolstoy )

⭐日本語:善をなすには努力が必要である。しかし、悪を抑制するには、さらにいっそうの努力が必要である。(トルストイ)

善を行うことの努力と、悪を抑制することの努力とでは、努力の種類が違います。悪を抑制する愛の努力には、正義や勇気の観点からさらにいっそうの力が必要です。

嫉妬の本質

⭐英語: Jealousy is a request to the guarantee of the love. (Leo Tolstoy )

⭐日本語:嫉妬とは、愛の保証への要求である。(トルストイ)

愛の反対は嫉妬でもあります。嫉妬は実は自分がもっと愛されたいという気持ちの現れです。

恋の姿とは

⭐英語:Love is self-sacrifice.This is the only bliss that does not depend on chance.(Leo Tolstoy )

⭐日本語:恋とは自己犠牲である。これは偶然の依存しない唯一の至福である。(トルストイ)

人を心から愛すると自分の大切なお金や時間やライフなどの一部を犠牲にしてでも、献身的に相手に尽くそうとします。愛は能動的であり、愛するがゆえの幸福を感じます。

幸福への近道

⭐英語: The case that I exert my effort and this would like to be happily and are the shortcut which is most to prosperity in order to become happy. (Leo Tolstoy )

⭐日本語: 幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。(トルストイ)

幸福になりたいと思っている人でも、心の底から、本当に幸福になりたいと願っているのだろうか。幸福になりたいと言いながら、実は不幸の選択をしているのではないのかということが、まず問われています。

不幸の選択とは、たとえば、いつもいいところまではいくのだけれども、最後はみすみすチャンスを逃がすようなことをしてしまう。商談が決まりそうになっても最後の一押しのところでマイナスの言葉を付け足してしまうことなどです。

こられには、潜在意識下で「自分は罪人なので、幸福なったり成功したりしてはいけない」という想念が働いている結果でしょう。

トルストイは、それを打ち破るためには、「まず、幸福になる決意を強める」ことを教えてくださっています。そして、決意と努力の繰り返しで、だんだんと心の態度が変わってきて、幸福を引き寄せることができるようになります。

芸術の本質

⭐英語: Art is not a handicraft, it is the transmission of feeling the artist has experienced. (Leo Tolstoy )

⭐日本語:芸術は技芸ではなく、それは、芸術家が体験した感情の伝達である。(トルストイ)

芸術は単なるテクニックではなく、芸術家の感受性や心の体験からあふれ出してくるもの。その意味で、芸術家は、心の奥深くまでうがち入る、いわば宗教者のような修行が大切です。

暴力と従順

⭐英語: It'll be possible to make a partner yield, but without fighting any violence can't make them keep occupied obediently. (Leo Tolstoy )

⭐日本語:すべての暴力は、戦うことなく相手を屈服させることは出来ようが、相手を従順にさせることは出来ない。(トルストイ)

暴力で無理やり屈服させることはできても、人の心を従属させることはできない。なぜならば、人の心は王国であって、その人以外は支配することができないから。

幸福になる条件

⭐英語: The condition that it can't be avoided is work because man is happy.  (Leo Tolstoy )

日本語:人間が幸福であるために、避けることのできない条件は、勤労である。(トルストイ)

自堕落な生活では幸福感を得ることができません。働き、努力するなかにこそ、本当の喜びもあります。

毎日が日曜日ならば幸福かといえばそんなことはないでしょう。最初は良くてもだんだんと飽きてくると思います。何かの目標を掲げて日々に努力するなかに幸福があることをつかむことが、幸せな人生を送るための秘訣でしょう。仏教的には努力即幸福という言葉があります。

名言の背景としてのトルストイの生い立ち

トルストイはどんな人生を送り、どのようにしてさまざまな作品、思想を残したのでしょうか。トルストイの生い立ちを簡単にまとめます。

・・幼少期のトルストイ

トルストイはロシアの貴族の家に生まれます。裕福な生活を送ることができ、恵まれた幼少期だったと言えます。

両親は幼い頃に亡くなっていますが、親戚に引き取られ何不自由なく暮らします。優秀だったトルストイは勉強もでき、大学に入ります。

まさにエリートらしい人生ですが、大学を出てからは戦争などもあり、こうした出来事が彼に大きな影響を与えます。

・・戦争を経験して

トルストイは軍人として戦争に参加しています。志願兵として戦場を経験し、この時の経験が小説家としての作品に影響を与えたようです。

戦争での経験や、自身の考えなどを作品に込め、多くの作品を執筆します。家族にも恵まれ、奥さんとの間にはなんと13人もの子供が生まれています。

小説で得たお金は貧困層のために積極的に使い、弱者救済に努めていたようです。

・・晩年について

小説家、思想家として活動しながら弱者救済を行っていたトルストイですが、得たお金はすべてつぎ込んでしまうなどが原因で家族仲は悪くなっていきます。

さらにトルストイは反体制、反ロシア正教会を掲げるようになり、ロシアという国や教会からも疎んじられる存在になっていきます。

このことが家族仲の悪化に拍車をかけ、一方で民衆からの支持はどんどん高まっていきます。一定の支持も得ているトルストイは活動を止めることができず、最終的には80歳の時に家を出て妹がいる修道院に身を寄せます。

2年ほど暮らしていましたが妻が自殺を図ったという報せを受け、電車で家へと帰ろうとしたところ、電車内で肺炎にかかりプラットフォームで亡くなってしまいます。

トルストイのエピソード

高い理想を掲げ行きたトルストイですが、あまり知られていないエピソードも多く残されています。

・・妻は鬼嫁?

トルストイの妻は世界三大悪妻の1人とされています。80歳のトルストイを家から追い出し、肺炎で死亡する原因を作ったというのが理由です。

トルストイが反体制として国からマークされたりといったことが不仲の原因のひとつでもあったのですが、普通の感覚の妻には、トルストイの偉大な理想や考え方が理解できなかったのでしょう。

・・ガンジーとも知り合い?

トルストイはインドの新聞に記事を寄稿したことがあり、その記事をガンジーが読んで感銘を受けたと言われています。☞【ガンジーの名言・格言散歩(英語&日本語)】非暴力の奥に輝く愛の精神!|幸運100倍.net

その後手紙でやり取りをするようにもなっていたようで、ガンジーとの交流が非暴力主義にもつながったようです。

愛と理想を追い求めたトルストイの人生

トルストイは貴族の家に生まれたものの、戦争体験などを経て小説家・思想家として活動を始めます。

国や教会に反旗を翻し、人間の幸せとはなんなのかを追求した人生でした。その活動のせいで家族との仲は悪くなってしまいますが、自分の理想を追い求めて生きた人生だったと言えます。

作品は後の世にも影響を与え、ロシアを代表する作家・世界的な文豪になりました。日本でも作品は多く読まれており、人間の真の幸福とは何かを考えさせられます。

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