丈夫で育てやすく、「発財樹」「マネーツリー」とも呼ばれるパキラの、育て方の基本をご紹介します。水やり、置き場所、肥料、植え替え、剪定のコツから、トラブルと対処法、風水的な効果までの情報満載です。
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パキラを育てる第一歩:知っておきたい基礎情報
原産地:
中南米の熱帯地域を原産とし、高温多湿の環境に自生しています。自生地では20m以上にもなる高木ですが、日本では鉢植えとして育てることが一般的です。
葉の特徴:
光沢のある緑色の手のひらのような形をした5枚の葉が特徴的。手のひらを広げたような5枚の葉。艶のある濃い緑色の葉が、広がるように展開していく姿はとても美しく、室内を穏やかな明るい印象にしてくれます。
別名と風水効果:
発財樹、マネーツリー(Money Tree)。金運アップの効果があるとされ、縁起の良い植物として人気です。
育て易さ:
丈夫で成長も早く、幹の先から次々と新芽を出すため、定期的な剪定でバランスよく育てることができます。
見た目の魅力:
光沢のある緑の葉とユニークな幹のフォルムが魅力の観葉植物です。インテリアグリーンとしても大変人気があり、贈り物としても喜ばれる存在です。
パキラの育て方の基本ポイント
1. 水やり:乾燥に強いパキラ。水の与えすぎには注意
パキラは幹の中に水分を蓄える性質があるため、他の植物よりも乾燥に強い植物です。もちろん水やりは必要ですが、水の与えすぎには注意が必要です。常に土が湿っている状態が続くと、根腐れを起こしてしまうことがあります。
- 春〜秋(生育期):土の表面が乾いてから3〜5日後が目安です。日当たりや気温によって調整してください。
- 冬(休眠期):成長が緩やかになるため、水やりの頻度を減らします。土全体が乾いてから水を与えます。
- 注意点:根腐れの原因になるため、鉢皿にたまった水は必ず捨てるようにします。乾燥する季節は、「葉水」も効果的です。霧吹きで葉に水をかけます。
基本の水やりポイント:
土の表面がしっかり乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりと与えましょう。
2. 置き場所:明るく風通しの良い場所へ
パキラは日光が大好きな植物です。年間を通して、風通しが良く、適度な日当たりがある場所で育てると、元気に育ちます。
- 室内でも夏などの強い直射日光は避けます。明るい窓辺(レースカーテン越しなど)が最適です。エアコンの風が直接当たる場所には置かないようにしましょう。
- 春から秋にかけて屋外に出す場合は、風通しの良い半日陰が理想的です。いきなり直射日光に当てると葉焼けを起こすことがあるため、徐々に慣らしていきましょう。
3. 温度管理:寒さに弱いので冬は室内の暖かい場所へ
熱帯原産のパキラは寒さに弱い性質があります。
冬越しのポイント:最低でも5〜10℃以上を保てる環境が望ましいです。冷気が当たりやすい窓際は避けます。冬は部屋の中央など比較的暖かい場所に移動しましょう。ただし、暖房の風が直接当たると乾燥しすぎるため、避けてください。必要に応じて鉢カバーや発泡スチロールを使った防寒対策も効果的です。
4. 肥料:生育期の春〜秋に緩効性肥料などを
パキラはあまり多くの肥料を必要としません。ただし、成長期に適切な施肥を行うことで、葉の色艶が良くなります。健康的に育ちます。
- 時期:春〜秋の生育期(特に5月〜9月)
- 肥料の種類と与え方:
- 緩効性肥料(置き肥):2か月に1回程度にします。
- 液体肥料:2週間に1回、規定の濃度に薄めて与えます。 - 注意点:冬の間は肥料を控えます。また、植え替え直後の施肥も根を傷める原因になるので控えましょう。
5. 植え替え:2年に1度を目安に生育期に行う
- 頻度:2年に1回程度
- 時期:5月〜7月(生育期)一回り大きな鉢に、水はけの良い新しい用土を使用します。
- サイン:鉢底から根が出ている/水はけが悪くなった/水やり直後に土がすぐ乾く…などの症状があれば植え替えのタイミングです。
6. 剪定:生育期に好みの樹形に整える
パキラは鉢の中で根が詰まってくると、水はけや成長に影響が出てきます。定期的な植え替えと剪定は、健康的な育成に欠かせません。
- 時期:5月〜9月中旬頃(気温20℃以上)
- 方法:伸びすぎた枝や混み合った部分を切り戻して、樹形を整えます。清潔なハサミを使って作業しましょう。
パキラを育てる際のよくあるトラブルと対処法
根腐れ
水の与えすぎや、排水性の悪い土を使用している場合に起こりやすい根腐れ。葉が黄色くなったり、ぐったりしている場合は注意が必要です。水やりを控え、状態によっては植え替えを行いましょう。
葉焼け
強すぎる直射日光に当たると、葉の一部が茶色く変色することがあります。置き場所を見直し、直射日光を避けた場所に移動させましょう。
葉が垂れる
水不足、水の与えすぎ、日照不足、寒さなどが原因です。水やりや置き場所、温度管理を見直しましょう。
害虫
- ハダニ:白い斑点やクモの巣のような糸が出ます。→ 葉水や濡れた布で拭き取り、市販の殺虫剤を使用します。
- アブラムシ:新芽や葉裏に小さな虫が集まります。→ 水で洗い流します。または殺虫剤で対処します。
- カイガラムシ:枝や葉に貝殻状の虫が付着します。→ 歯ブラシなどでこすり落とすとともに、殺虫剤を併用します。
- コバエ:湿った土に発生しやすい。→ 土の表面を乾燥させ、専用トラップを使用します。
パキラの風水効果を高めるための育て方
発財樹とも呼ばれるパキラの風水効果
パキラは「発財樹」「マネーツリー」とも呼ばれ、パキラがつまっすぐに伸びる幹と、広がるような葉の形には、「気の流れを整え、良い運気を呼び込む」力があるといわれています。風水効果として、金運アップ。人間関係運・調和運。健康運などが期待されています。
パキラの風水効果を高める育成ポイント
パキラの風水効果を高める鍵は、パキラに期待される風水効果を、その健やかな成長を通して最大限に引き出すことにあります。そのためのポイントは以下の通りです。
株を清潔に、元気に保つことが、風水効果の基本
パキラの風水効果の基本は、パキラの木そのものが清浄で、生命力に満ち溢れていることにあります。風水では、生き生きとした植物は良い「気」を放ち、周囲のエネルギーの流れを活性化させる。逆に、手入れが行き届かず、枯れかけた株や、ホコリをかぶった葉は、淀んだ「気」を生み出し、風水効果を弱めてしまうと考えられています。
例えるなら、汚れた空気清浄機が本来の力を発揮できないのと同じです。パキラが持つ金運や仕事運アップ、調和や安定といった風水的な力は、健康な状態であるからこそ、そのポテンシャルを最良の形で引き出すことができるのです。
日々の簡単な手入れの凡事徹底:
適切な水やり、日光浴、葉水、剪定といった日々の手入れは、単に植物を育てる行為以上の意味を持ちます。それは、パキラという「運気の増幅器」を常に最良の状態に保ち、その力を最大限に引き出すためにしても大切な行為です。
置き場所を考える
金運を高めたいなら玄関や北側、リビングに。仕事運には東側やデスク上が適しています。家庭の調和にはリビングや寝室が良いでしょう。邪気を払いたい場所にはその場所に置いてください。
「鉢」にも注意を向ける
鉢の色や素材にも意識を向けます。金運には黄色や白、調和には自然な色合い、仕事運には青や緑などが良いとされます。自然素材の鉢もおすすめ。周囲の装飾にも気を配り、暖色系の小物を添えるなど、空間全体の調和を整えます。
パキラは観葉植物として見栄えが良いので、鉢選びにも少しこだわるとより魅力が引き立ちます。お部屋のインテリアや風水の観点からも、鉢のデザインやカラー選びは重要です。ポイントは以下の通りです。
- サイズ:パキラの成長に合わせて、一回り大きめの鉢を選びます。根詰まりを防ぐためにも、余裕のあるサイズがおすすめです。
- 材質:素焼き鉢(通気性が良く根腐れ防止に)や、陶器鉢(見た目が美しく安定感あり)がおすすめです。
- カラー: - 白・ベージュ系:清潔感があり、どんな部屋にもなじみます。 - ゴールド・ブラウン系:金運アップを意識したい方に人気です - 黒・グレー系:モダンな雰囲気を演出し、落ち着きのある空間に最適です。
- 鉢カバーを使うのも良い:水やりのたびに水漏れや床の汚れが気になる方は、鉢カバーを使うと便利です。デザイン性も高まり、見栄えも良くなります。
パキラへの愛情は風水効果を最大限に高める
愛情を込めて育てることで、パキラはきっと、日々の空間に 幸福や繁栄、安らかな状態 をもたらしてくれるはずです。愛情を注がれた生き生きとした健康なパキラは、自然と良い運気を呼び込んでくれるでしょう。
パキラの育て方Q&A|よくある疑問を解決!
Q. パキラの葉が垂れてきました。どうすればいいですか?
A. 水の与えすぎ。または不足。光量不足。寒さなどが原因です。最初に土の状態を確認します。水分過多であれば乾かし気味にしましょう。置き場所が暗い場合は、一時的にも日当たりの良い場所に移動してみてください。
Q. 葉が黄色くなって落ちてしまいます…
A. 過ぎた加湿・寒さ・根詰まり・肥料の与えすぎなどが原因です。水やりの頻度や鉢のサイズ、肥料の種類を見直してみてください。
Q. 茎がぐらついてきました。大丈夫でしょうか?
A. ぐらつく茎は、根腐れの兆候であるあります。鉢を持ち上げてもましょう。根が全体的に茶色く変色していたら、早めに植え替えを検討しましょう。
Q. 剪定した枝はどうしたらいい?
A. 剪定した枝を挿し木にして増やすこともできます。湿らせた土に挿して、風通しの良い明るい場所に置いて、発根を待ちます。
Q. パキラは屋外でも育てられますか?
A. 春から秋にかけては、直射日光を避けた風通しの良い場所であれば屋外でも育てられます。しかし、冬は屋外で難しく、室内に取り込む必要があります。
まとめ:パキラの育て方の基本を守り、緑と豊かな運気を呼び込もう
パキラは、その美しい姿と育てやすさ、そして金運アップの効果で、多くの人に愛されている観葉植物です。
基本を押さえて育てれば、長くその魅力を楽しむことができます。ぜひ、パキラを生活空間に取り入れて、緑豊かな毎日と幸運を引き寄せてください。