「観葉植物の害虫」というテーマで、初心者でもわかる見分け方・予防方法・駆除のやり方・おすすめの虫対策グッズ(通販)までを網羅的にご紹介します。虫知らずの快適な観葉植物ライフを手に入れましょう。
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観葉植物に虫がつく原因とは?
実は、室内の観葉植物には特定の条件がそろうと、コバエやアブラムシ、ハダニなどの害虫が発生しやすくなります。観葉植物に虫が発生してしまうのには、必ず理由があります。その主な原因は、以下の通りです。
室内で虫が好む環境:繁殖を招く要因
室内で観葉植物に虫が発生しやすい環境には、いくつかの共通した特徴があります。
1. 湿度が高い、風通しの悪い場所:
湿気がこもりやすく、空気が滞留しやすい場所は、コバエやアブラムシなどの繁殖に最適な環境となります。日光がほとんど当たらず、水やり後の土が長時間湿ったままの状態が続くと、虫にとって快適な「繁殖地」になります。
2. 一定の気温と湿度:
室内の冷暖房によって、年間を通して比較的安定した気温と湿度が保たれている場合も、虫にとって都合の良い条件が続くこともあります。
3. 空気が滞留しやすい場所:
窓際やカーテンの裏など、空気が動きにくいスペースも、湿気がこもりやすい場合は、虫が発生しやすいポイントになります。また、観葉植物が密集して置かれている場所も、株と株の間で風通しが悪くなり、虫の隠れ家や繁殖場所となります。
虫を引き寄せる育て方・間違った管理:トラブルの原因
観葉植物に害虫が発生する育て方には、以下のような共通点があります。
1. 水やりの頻度と量の誤り(特に与えすぎ)
「心配でつい水を与えてしまう」のは、初心者によくある行動です。しかし、水の与え過ぎは、コバエなどの温床となる最大原因の一つです。過剰な水やりは鉢の中を常に湿った状態にします。そして、有機物の腐敗を促進します。この腐敗物は、菌やコバエなどの虫にとって絶好の栄養源となり、繁殖を招きます。
2. 有機質肥料の使用
有機質を豊富に含む堆肥や腐葉土は、植物に多くの栄養を与える反面、虫の卵や幼虫が混入していることもあります。 そして、これらの卵や幼虫は室内の暖かい環境下で孵化し、害虫へと変わることがあります。
観葉植物につきやすい害虫の種類とサイン
実際によく発生する観葉植物の害虫と、その特徴をご紹介します。虫の姿や症状を知っておくことで、早期発見と的確な対処が可能になります。
1. 害虫~コバエ類(主にキノコバエ・チョウバエ)
- 特徴: 体長は数ミリ程度。黒っぽく小さい。成虫は弱々しく飛び回る。鉢の周囲。室内の様々な場所にも存在。湿った有機物を好む。メスは土の中に卵を産み付け。幼虫は土中の有機物を食べて成長する。
- 発生場所: 水やりの頻度が高い鉢の表面。腐葉土などの有機質肥料を使用している場合に発生しやすい。根腐れを起こした土壌でも繁殖することがある。
- 影響: 大量発生すると植物の根を食害する。生育不良の原因となることも。病気を媒介する可能性もある。
2. 害虫~アブラムシ
- 特徴: 体長は1~3mm程度。緑色、黒色、茶色など様々な色をしている。翅を持つ種類と持たない種類がいる。群生して植物の汁を吸うため、発見しやすい。排泄物(甘露)はベタベタして、すす病の原因となることもある。
- 発生場所: 新芽、若い葉、つぼみなど、植物の柔らかく栄養価の高い部分に集まる。
- 影響: 植物の生育を著しく阻害。葉の変形や萎縮、生育不良を引き起こす。ウイルス病を媒介する可能性もある。
3. 害虫~ハダニ
- 特徴: 体長は0.5mm以下と非常に小さい。肉眼での確認が難しい場合もある。葉の裏に白い点々とした斑点を生じさせ、進行すると葉全体が白っぽくカスリ状になる。
- 発生場所: 葉の裏に寄生し、細い糸を張って移動や産卵を行う。乾燥した環境を好む。
- 影響: 葉の汁を吸うため、光合成を阻害する。植物の生育を鈍化させるが、放置すると枯れてしまうこともある。
4. 害虫~コナジラミ
- 特徴: 体長は1~2mm程度。白い小さな蛾のような見た目。葉の裏に卵を産み付け、幼虫も葉裏で汁を吸って成長する。成虫は非常に動きが速く、葉を揺らすと白い粉をまき散らしながら飛び立つ。
- 発生場所: 葉の裏に多く見られる。
- 影響: アブラムシと同様に植物の汁を吸う。生育を阻害する。排泄物もすす病の原因となる。
5.害虫と間違えやすい、区別すべきトビムシ
- 特徴: 体長は数ミリ程度。白や灰色、黒っぽい色。湿った土壌や腐葉土などの有機物を好む。刺激を与えるとピョンピョンと跳ねるように移動する。
- 見分け方: コバエのように常に飛び回ることはなく、主に土の表面や鉢底などに生息。植物の葉を食害することはほとんどない。見た目が小さい虫であり、コバエの幼虫と間違われることもあるが、動き方が異なる。
葉・茎・土に現れる症状サイン別・害虫早見表
症状の現れる場所 | 症状のサイン例 | 主な害虫 | 特徴と発生の特徴 | 対処法の概要 |
---|---|---|---|---|
葉の表面 | 葉の色が薄くなり、白い点や斑点が広がる | ハダニ | 葉の裏に細かいクモの巣状の糸。乾燥時期に多発。肉眼で見えにくい。 | 葉水をこまめに行い湿度を保つ。殺ダニ剤や家庭用スプレーで駆除。 |
葉の裏側 | 黒っぽい斑点、ベタつき、すすのような汚れ | カイガラムシ | 固い殻のような虫が葉や茎に付着。排泄物で「すす病」を誘発。 | ピンセットや歯ブラシで除去。薬剤(オルトラン等)使用が効果的。 |
葉の表・裏 | 小さな虫が飛び立つ、葉に元気がない | コバエ(キノコバエ類) | 有機質の多い湿った土に発生。室内でも繁殖しやすい。 | 腐葉土を避け、水やりを控える。土の表面を乾燥させ、専用トラップで捕獲。 |
茎・葉の付け根 | 粘着質の虫が群がっている、葉が丸まる | アブラムシ | 若芽・新芽に好んで付着し養分を吸う。春〜初夏に多い。 | 牛乳スプレーや家庭用殺虫剤で対処。天敵(テントウムシ)も有効。 |
葉全体・新芽 | 葉が縮れたり、変形、黄色くなる | コナジラミ | 葉の裏に白い粉状の虫。飛び回る。排泄物がすす病の原因に。 | 粘着シートや専用スプレーで対処。発見次第すぐに除去。 |
茎の表面 | こすっても取れない白っぽい粒状の虫 | カイガラムシ | 見た目が白いワックスのよう。増えると枝枯れの原因に。 | 綿棒や歯ブラシで物理的除去後、薬剤を散布。 |
土の表面・鉢周辺 | 小さな虫が飛ぶ、土に小さな動く虫 | トビムシ・コバエ | トビムシは湿った土に。コバエは腐葉土や水分過多で発生。 | 水やり頻度を見直し、土の表面に赤玉土や鉢底石を敷く。 |
土の中 | 根腐れのような臭い、植物の元気がない | ネキリムシ・コガネムシ幼虫 | 根を食害するため地上部に影響が出にくく発見が遅れやすい。 | 植え替え時に発見・駆除。土の殺菌処理やオルトラン混入で予防。 |
- 同じ症状でも複数の害虫が原因になる場合があります。目視確認と並行して対処法を選びましょう。
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観葉植物に害虫が出たら? 簡単駆除ステップと注意点
大切な観葉植物に害虫が発生したら、落ち着いて、安全かつ確実な方法で対処します。初心者でも実践できる簡単な駆除方法の手順をご紹介します。
害虫の種類と被害状況を確認する:
どんな虫(コバエ、アブラムシ、ハダニなど)が、どこに(葉の裏、茎、土など)、どのくらいの範囲で発生しているのかを確認します。
物理的な除去を手作業で試みる:
- 数が少ない場合: ティッシュペーパーや綿棒などで直接虫を取り除きます。
- 葉の裏などにいる場合: 濡らしたティッシュや布で丁寧に拭き取ります。虫や卵、排泄物を除去。
- 水で洗い流す: 葉や茎についたアブラムシやハダニなどは、シャワーやホースの水圧で洗い流すのも有効。ただし、株元や土を洗い流さないように注意します。
薬剤を使用する場合(必要に応じて):
殺虫剤や薬剤は 広範囲に発生している場合、物理的な除去が難しい場合に検討します。
- スプレータイプ: 手軽に使えます。使用場所や植物の種類によっては注意が必要です。
- 浸透移行性薬剤: 植物全体に成分が行き渡ります。効果が持続するタイプもあります。
- 殺虫殺菌剤: 害虫と病気の予防・治療が同時にできるものもあります。
- 天然成分由来の薬剤: ニームオイルや石鹸水など、比較的安全性の高いものもあります。
使用上の注意: 製品の説明書をよく読み、必ず、用法・用量を守って使用してください。換気の良い場所で使用して、直接吸い込まないように注意しましょう。
土壌の改善:
- コバエ対策: 鉢の表面の土を2~3cm程度取り除きます。そして、新しい土に交換するだけでも効果があります。
- 過湿対策: 水やりの頻度を見直します。土がしっかりと乾いてから水を与えるように注意しましょう。
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駆除後の観察とケア:
駆除後も油断せず、数日間は植物の状態を観察し、虫が再発生していないか確認します。必要であれば、再度駆除を行います。
注意点:
- 別の場所に移す:他の植物に拡がらないように、害虫が発生した植物を一時的に別の場所に移します。
- 早期発見が重要: 害虫は早期に発見し対処するほど、被害を最小限に抑えられます。
- 安全な方法から試す: まずは物理的な除去をするなど、植物や人体への負担が少ない方法から試します。
- 薬剤は慎重に: 薬剤を使用する場合は、必ず適用植物を確認し、用法・用量を守ります。
- 換気をしっかり行う: 室内で薬剤を使用する際は、必ず換気を十分に行ってください。
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通販で買える害虫対策グッズ!おすすめアイテム紹介
観葉植物の害虫対策には、様々なグッズが販売されています。以下に、代表的なアイテムと具体的な商品例をご紹介します。
物理的防除グッズ:
- 粘着トラップ:
- 黄色い粘着シート: コバエ類など、黄色に誘引される虫に効果的。鉢の近くに吊るしたり、支柱に巻き付けたりします。
- 例:アース製薬 コバエがホイホイ、SHIMADA 粘着式捕虫器 ルイクスS用交換シート
- ハエ取り紙: 飛ぶ虫全般に効果があります。
- 例:カモ井加工紙 ハエ取り 吊るすだけ
- 黄色い粘着シート: コバエ類など、黄色に誘引される虫に効果的。鉢の近くに吊るしたり、支柱に巻き付けたりします。
- 捕虫器:
- 電気式捕虫器: 紫外線などで虫を誘引し、粘着シートや電撃で捕獲します。
- 据え置き型捕虫器: デザイン性もあり、室内に置いても違和感が少ないです。
- 虫取り網・ピンセット:
- 発見した害虫を直接捕獲する際に使用します。
殺虫・殺菌剤:
- スプレータイプ:
- 即効性殺虫剤: 見つけた害虫をすぐに駆除したい場合に使用します。
- 例:住友化学園芸 ベニカXスプレー、アース製薬 アースジェット
- 浸透移行性殺虫剤: 植物全体に成分が行き渡り、効果が持続するタイプです。アブラムシなどに効果的す。
- 例:住友化学園芸 オルトランDXスプレー
- 殺虫殺菌剤: 害虫と病気の予防・治療を同時に行えます。
- 例:住友化学園芸 ベニカXネクストスプレー
- 即効性殺虫剤: 見つけた害虫をすぐに駆除したい場合に使用します。
- エアゾールタイプ:
- 広範囲に噴霧できるため、発生数が多い場合に便利。
- 例:フマキラー カダンD
- 広範囲に噴霧できるため、発生数が多い場合に便利。
- 粒剤・粉剤:
- 土に混ぜたり、株元に撒いたりして使用。効果が持続するタイプが多いです。
- 例:オルトラン粒剤、
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- 天然成分由来:
- ニームオイル: 比較的安全性が高く、様々な害虫に効果あり。
- 例:ニームオイル
- 石鹸水: アブラムシやハダニなどに効果があります。市販のスプレーもあります。
- 例:アース製薬 やさお酢
- ニームオイル: 比較的安全性が高く、様々な害虫に効果あり。
土壌改良・忌避剤:
- 活性炭: 土に混ぜることで、土壌の通気性や水はけを改善します。コバエの発生を抑制する効果を期待。
- バーミキュライト・パーライト: 水はけを良くし、過湿を防ぎます。
- 木酢液: 虫除け効果や土壌改良効果があるとされています。
- 忌避剤: 虫が嫌がる成分です。寄せ付けにくくします。
- 例:天然由来忌避剤 ヒバウッド
通販サイトなどでの購入時の注意点:
- 対象害虫: どの害虫に効果があるかを確認しましょう。
- 植物への安全性: 観葉植物の種類によっては使用できない薬剤もあります。
- 使用場所: 室内で使用できるか確認しましょう。
- 安全性: 人やペットへの影響も考慮しましょう。
- レビュー: 実際に使用した人の評価を参考にしましょう。
これらの情報を参考に、ご自身の状況に合った害虫対策グッズを見つけて、大切な観葉植物を守ってください。
害虫を寄せつけない!観葉植物の予防と日常ケアのポイント
虫の発生を完全に防ぐことは難しいものです。しかし、簡単な予防策でリスクを大きく減らせます。植物を長く楽しむために、「寄せつけない」環境づくりを心がけましょう。
予防と日常ケアの重要ポイント
害虫の多くは「湿気」「汚れ」「栄養過多」の環境を好みます。それらの重要点を念願に、育成時のちょっとした配慮で、害虫の発生リスクを大幅に減らすことができます。
具体的な予防策
湿度管理と風通しの確保:
じめじめした環境は虫の温床。風通しの悪い場所では鉢内に湿気がこもりやすくなります。
サーキュレーターなどを活用し、定期的に室内の空気を循環させます。また、植物が密集している場合は、間隔を空けて配置しましょう。
メリハリのある水やり:
土の表面が「完全に乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与える」のが基本です。常に土が湿った状態は、コバエなどの発生原因になります。
肥料の適切な管理:
有機質肥料や堆肥は、虫の卵や腐敗による悪臭の原因となることがあります。使用する場合は少量に留めます。また、化成肥料も適切な量を守りましょう。
葉水と拭き取り:
霧吹きで葉の表面に水をかける葉水は、湿度を保つだけでなく、ホコリや虫の卵を洗い流す効果があります。
週に1〜2回程度行うと効果的です。濡れたティッシュや柔らかい布で葉を優しく拭きます。そうすることで、清潔を保ち、早期の異変に気づきやすくなります。
受け皿の清掃:
鉢の受け皿に溜まった水は、コバエやボウフラの発生源になります。水やり後は必ず残った水を捨てます。受け皿を清潔に保ちましょう。
清潔な土の使用と定期的な土のチェック:
使い回しの古い土には、害虫の卵が潜んでいる可能性があります。植え替えの際は、清潔な新しい観葉植物用の土を使用しましょう。
土の表面に、カビやコバエの幼虫、白い糸のようなもの(菌糸)を見つけたら、早めに対応します。
定期的な植物の観察:
週に1回は葉の裏や新芽を観察します。
虫や変色、傷みなどの異常がないかチェックします。また、鉢の表面や周囲の床にも小さな虫がいないかを確認しましょう。
鉢の向きを変える:
定期的に鉢を少し回して日光の当たり方を変えます。そうすることで、植物全体の健康維持につながり、虫に対する抵抗力も高まります。
観葉植物を害虫から守り、長く健康な状態を保つには、早期発見と適切な対応も重要ですが、まずは虫を「寄せつけない」環境づくりを心がけましょう。
置き肥のおすすめ
置くだけ簡単!じっくり効く肥料の定番
植え付け時などに土の表面に置く追肥。水やりのたびに少しずつ溶け出す、緩効性の固形肥料が一般的です。根に直接触れないように注意しましょう。
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観葉植物の害虫:よくある質問(FAQ)
Q1. 観葉植物に虫がつきにくい種類はありますか?
サンスベリアやポトス、ガジュマル、ユッカなどは、比較的害虫に強い種類とされています。もちろん、どの植物でも虫が発生する可能性がありますので、日頃の管理が大切です。
Q2. 室内で育てている観葉植物近くに虫が飛んで困っています。対処の仕方は?
本文(前述)の補足として~室内で観葉植物の近くを飛んでいる黒くて小さい虫は、主にコバエ類(キノコバエやチョウバエ)です。コバエ類は、直接的に植物を大きく傷つけることは少ないですが、大量発生すると不快感があり、排泄物が植物の生育を阻害する可能性も指摘されています。
飛ぶ小さな虫(コバエ)の場合、鉢土の表面を乾燥気味に保つこと、黄色の粘着シートを使うこと、殺虫スプレーの使用が効果的です。根本的には土や受け皿の清掃も大切です。
Q3. 観葉植物に殺虫剤を使うのは不安です。安全な方法はありますか?
安全性を重視するなら、天然由来成分の殺虫スプレーやハーブオイルベースの忌避剤などを使います。また、綿棒や布で手作業で除去する方法も効果があります。状況に応じて選びましょう。
Q4. どんなタイミングで植え替えすれば虫対策になりますか?
土に白いカビや虫が出たら植え替えのサインです。また、1〜2年ごとの定期的な植え替えも、害虫のリスクを下げます。特に春から初夏(4〜6月)が適期です。
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まとめ:観葉植物の虫対策は「予防・早期対処・環境整備」がカギ
害虫が発生するのは「育て方が悪い」からではありません。
大切なのは、虫がわかないような環境をつくり、もし発生しても冷静に対応することです。予防と、早期発見・対処・環境整備がカギとなります。
まとめポイント:
- 害虫は「湿気・栄養過多・風通し不足」で発生します。
- 日々の管理(葉水・受け皿の清掃・土の確認)を習慣化しよう。
- 虫が出たら種類を見極め、適切な方法で駆除。便利アイテムを活用して、効率よく対策を。
- 植物の健康維持=虫対策!元気な植物に虫はつきにくい。