「誕生花を調べると、サイトや本によって書かれているお花が違っていて困った…」そんな経験はありませんか?同じ月・同じ日であっても複数の誕生花が存在するのには、深い歴史や各国の文化、生花店の流通事情といった明確な理由があります。本記事では、誕生花が複数存在する4つの理由と、どれが本当なのかという結論、そして失敗しないお花の選び方・贈り方のポイントまで詳しく解説します【2026年最新版】。
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「どれが本当の誕生花?」の答え・結論
「誕生花」とは
「誕生花(たんじょうか)」は、特定の月や誕生日に関連付けられたお花のことです。それぞれの花には固有の「花言葉」が付けられており、自分が生まれた月や日を象徴する美しい文化として、世界中で親しまれています。
しかし、誕生花は国によって異なる場合があり、さらに日本国内であっても本やウェブサイトによって全く別の花が指定されていることが珍しくありません。「一体どれが本当の誕生花なの?」と迷ってしまうのも無理はありません。
誕生花はどれも「間違い」とは言い切れない
「どれが本当の誕生花なのか」という問いに対する結論は、「社会的に信頼のある機関や生花店が発表しているものであれば、どれも正しく、間違いとは言い切れない」ということです。
誕生花は国花や都道府県の花のように、国や公的機関が法律で一意に定めたものではありません。そのため「絶対にこれ1つだけ」と断定できない理由が存在します。それでは、誕生花が様々に分かれている理由を詳しく見ていきましょう。
誕生花が様々にある4つの理由
誕生花が複数存在する背景には、起源や歴史、地域ごとの風習、日本独自の文化、そして現代の流通事情という4つの大きな理由があります。
❶誕生花や花言葉の起源や歴史が関係している
誕生花の起源は古代ギリシャから
誕生花の歴史は古く、古代ギリシャやローマ時代にまで遡ります。当時は、神話や伝承に登場する神々に捧げるお花を誕生花として選ぶのが一般的でした。例えば「水仙(スイセン)」は古代ギリシャ神話に登場する花であり、春の訪れや再生を象徴する誕生花として大切にされてきました。
誕生花の大普及は、トルコと花言葉の影響から
17世紀頃、ヨーロッパで花言葉や誕生花の文化が急速に広まったきっかけは、トルコにありました。
当時のトルコには「花に想いを託して恋人に贈る風習(セラム)」がありました。これをイギリスのイスタンブール大使夫人が『花言葉』として一冊の本にまとめて出版。これが瞬く間に世界中へ広がり、各国で「その国のお花のイメージに合わせたオリジナルの花言葉や誕生花」が定着していったのです。
❷国や地域単位の文化・風習の違い
国や地域によって、特定の季節に豊富に咲くお花の違いや、お花に対する文化・風習の意味合いが異なります。
例えば、日本では1月生まれの誕生花に「スイートピー」や「シンビジウム」が選ばれることが多いですが、アメリカでは「チューリップ」や「ヒヤシンス」が選ばれています。アメリカではチューリップが『勝利と美しさの象徴』と見なされる傾向が強く、新春を告げる一番の花として選定されているからです。
❸日本では独特の花文化も影響している
明治時代の欧米文化の影響
「誕生日ごとに花を割り当てる」という誕生花そのものの概念は欧米発祥であり、明治時代以降の西洋文化の流入によって日本にも広まりました。
生け花や歌舞伎などの花文化の影響
一方で、日本には古来より華道(生け花)や、江戸時代の歌舞伎・浮世絵に季節のお花を描くなど、独自の「花を愛でる文化」が深く根付いていました。
西洋から伝わった誕生花の概念に、日本の風土や四季の美意識、和の花文化が調和・融合した結果、日本ならではの誕生花一覧が確立されていきました。
❹現代での誕生花の選定方法と商業的な要因
現代においては、生花市場の流通やメディアの情報発信が誕生花の決定に大きな影響を与えています。
お花屋さんや専門メディアは、伝統的な由来だけでなく、季節感・地域性・仕入れのしやすさ・購入者の需要(商業的な要因)を考慮して誕生花を選定しています。特に信頼と歴史のある大手生花店(日比谷花壇、フジテレビフラワーネット、花キューピットなど)の発信情報が、現在の日本の誕生花基準を作っていると言えます。
- 地域性の違い:特定のお花が豊富に育つ地域や、独自の風習があるため
- 需要と供給のバランス:季節のお花であるか、市場で確実に入手・仕入れが可能か
- 商業的な差別化:生花店同士の個性やサービス内容に合わせて最適なお花を選定するため
誕生花選びはプロフェッショナルにおまかせ!
花贈りの誕生花の選び方: 複数の花からどれを選ぶ? 4ポイント
花のプレゼントを贈る時などに、複数ある誕生花のなかから、どの花を選んだらよいのでしょうか。そのポイントは以下の4点を考慮した上での選択となります。
❶贈る相手が喜ぶ花か?開花時期は?
もちろん、誕生花であっても贈る相手が嫌いな花や、香りが苦手な花は避けます。できれば、相手との思い出の花や、相手の好みの花が入っていれば優先して選びましょう。また、その季節に美しく咲く(開花時期に合った)新鮮な花を選ぶことが大前提です。
❷「その月の代表的な花」が花贈りの基本
「日別(365日)」に設定されたお花は、市場に出回る時期が限られており、入手困難なものが多くあります。そのため、無理に日別の花を探すよりも、品質が安定している「その月全体の代表花」の中から選ぶのが花贈りの基本であり、最も失敗がありません。
❸花言葉のメッセージ性から選ぶ
花言葉とは、各花にふさわしい象徴的な意味を持たせたものです。花言葉は、自分の感情や思いをお花を通して相手に表現する素晴らしい手段となります。複数の候補から迷った際は、誕生花の持つ花言葉のメッセージ性を考慮して選びましょう。
❹信頼のあるメディアの誕生花情報が選択の前提
インターネット上には個人的な好みだけで選定された情報も存在します。選ぶ際は、人気・実績のある大手生花店や、信頼のある機関からの誕生花情報(日比谷花壇、フジテレビフラワーネットなど)をベースに選定しているものを参考にしましょう。
誕生花一覧(月ごと・日ごと)
1月から12月まで月ごとの誕生花・花言葉
誕生花の月ごとの一覧を掲載します。(表の左側はフジテレビフラワーネット、中央は花キューピット、右側はその他有名花屋さんの情報をご紹介しています)
| 1月の誕生花 | スイートピー | スイートピー(門出) | シンビジウム・スイセン |
| 2月の誕生花 | チューリップ | チューリップ(思いやり) | フリージア・マーガレット |
| 3月の誕生花 | ラナンキュラス(とても魅力的) | ピンクガーベラ(崇高美) | チューリップ・ワスレナグサ |
| 4月の誕生花 | アルストロメリア | アルストロメリア(未来への憧れ) | カスミソウ・桜 |
| 5月の誕生花 | カーネーション(純粋な愛情) | ピンクバラ(感謝) | すずらん |
| 6月の誕生花 | ユリ | ユリ(純潔) | バラ・トルコキキョウ |
| 7月の誕生花 | ひまわり | ひまわり(あこがれ) | バラ・トルコキキョウ |
| 8月の誕生花 | トルコキキョウ | トルコキキョウ(優美) | ひまわり・アンスリウム |
| 9月の誕生花 | ピンクバラ(しとやか、上品) | リンドウ(誠実) | ダリア |
| 10月の誕生花 | オレンジバラ(絆、信頼) | バラ(愛) | ガーベラ・コスモス |
| 11月の誕生花 | ガーベラ | ガーベラ(希望) | 菊・シクラメン |
| 12月の誕生花 | 赤バラ | 赤バラ(愛情) | カトレア・ポインセチア |
各月の誕生花イメージ(フジテレビフラワーネット調べ)
365日の誕生花一覧(日ごとの花々)
365日の誕生花一覧を、以下の項目からご覧いただけます。(各日の誕生花は『AND PLANTS』や『花キューピット』等の情報からご紹介)
各月・日ごとの誕生花一覧(詳細リンク)
| 1月の誕生花 | ➧参照Page | 5月の誕生花 | ➧参照Page | 9月の誕生花 | ➧参照Page |
| 2月の誕生花 | ➧参照Page | 6月の誕生花 | ➧参照Page | 10月の誕生花 | ➧参照Page |
| 3月の誕生花 | ➧参照Page | 7月の誕生花 | ➧参照Page | 11月の誕生花 | ➧参照Page |
| 4月の誕生花 | ➧参照Page | 8月の誕生花 | ➧参照Page | 12月の誕生花 | ➧参照Page |
誕生花のおしゃれな贈り方アイデア
ただお花を渡すだけでなく、少しの工夫で誕生花がより特別で感動的なギフトになります。おすすめのおしゃれなアイデアをご紹介します。
花言葉を含めたメッセージを添える
花の贈り物に、花言葉を交えたメッセージカードを添えることで、誕生花がより特別な意味を持ちます。「あなたの誕生花である〇〇(花言葉:〇〇)を贈ります」と伝えることで、選んだ想いがまっすぐに伝わり、相手の方に深い感動を与えることでしょう。
有名フラワーデザイナーのアレンジや花束オーダーを活用
お花屋さんの店頭に並んでいるものだけでなく、プロのフラワーデザイナーに相手のイメージを伝えてオーダーメイドで作ってもらうことで、独自性や芸術性が際立つおしゃれなプレゼントになります。
スタイリッシュな花瓶(フラワーベース)をセットにする
お花だけでなく、それを飾る花瓶もギフトの一部と考えましょう。モダンなガラス製の花瓶やシックな陶器など、お花とのバランスを考えたスタイリッシュな花器をセットで贈ることで、全体の印象が格上げされ、もらった後の手間も省けます。
ラッピングのカラーや素材にもこだわる
ラッピングは、花束を開く前から喜びを広げる魔法の包みです。上品なペーパーやリボンを使用することで、お花がより一層華やかに映えます。お花の色味と同系色でまとめたり、相手の好きな色を取り入れるのがおすすめです。
バースデーイベントには素敵なスタンド花や大型アレンジを
レストランでの誕生日イベントやパーティーには、存在感のあるスタンド花や豪華なアレンジメントが華を添えます。会場や主役のテーブルに飾ることで一気に雰囲気が引き立ち、最高のミニサプライズになるでしょう。
誕生花に相性の良い贈り物例(プラスアルファのギフト)
誕生花と一緒に贈ると喜ばれる、相性の良いプレゼントの組み合わせをご紹介します。
1. 誕生花と「誕生石」を組み合わせる
誕生花に誕生石を組み合わせると、サプライズ感のある特別な贈り物になります。たとえば、6月の誕生花・バラに誕生石・真珠(パール)を添えれば、花言葉「愛しています」と石言葉「誠実さ」が合わさり、誠実な愛情をより強く伝えることができます。
2. 誕生花の「季節感や色合い」を活かした贈り物
例えば、誕生花が春に咲く花の場合、桜の絵葉書や春のフルーツなどをセットにするのも素敵です。また、冬生まれで誕生花が赤い花(ポインセチアなど)の場合、温かい赤いマフラーを贈るなど、色や季節でリンクさせるとお洒落です。
3. 誕生花をモチーフにした「雑貨やアクセサリー」
生花はいずれ枯れてしまいますが、身に着けたり日常使いできる雑貨やアクセサリーは手元に残ります。愛や幸福を象徴するチューリップをモチーフにしたマグカップなど、生活を彩る小物はとても喜ばれます。
4. 誕生花に関連した「香水・絵画・写真」
誕生花に関連した花の香水やアロマは、花の美しさを香りで記憶に残す素敵なアクセントになります。花言葉や相手のイメージに合った香りをセレクトすることで、より一層特別な贈り物になります。
5. 誕生花をイメージした「スイーツやお菓子」
誕生花をイメージしたスイーツは、見た目にも華やかで味覚でも楽しめる最高のギフトです。お花そのものとスイーツがセットになった商品(銀座千疋屋などのフルーツゼリーとブーケのセットなど)を選べば、手配も簡単で間違いがありません。
(まとめ)どれが本当の誕生花かはシチュエーションによって違う
「どれが本当の誕生花か」に絶対の正解はありません。誕生花は一つではなく、歴史や文化、季節やシチュエーションによって異なります。この多様性こそが、相手の個性や想いを尊重して最適な花を選ぶ面白さであり、贈り物に愛を込める素敵な機会となります。
誕生花は、誕生日のお祝いや感謝の気持ちを伝える理想的な贈り物です。花言葉をキーワードにしてあなたのメッセージを添えれば、お花のギフトはさらに特別で魅力的なものになるでしょう。




