今回は、感謝の花言葉を持つありがとうの花15選をご紹介。花言葉の由来やシーン別の選び方などをご案内します。
感謝の花言葉をもつ花について
初めに、感謝の花言葉について、簡単にご紹介します。
感謝の花言葉をもつ花とは
「感謝の花言葉をもつ花」とは、感謝の気持ちを、感謝の心情とともに、色や香りや形などの感性的な美しさによっても、表現してるお花のことです。
感謝のギフトに最適
ゆえに、お花のギフトにおいては、直接的な感謝の言葉(ありかとう)に添えて渡すと、言葉の響きと感性的な感動が合わさって、抜群の効果を発揮します。
癒し効果にも優れている
また、感謝の花言葉の花たちは、癒し効果が優れています。生活や仕事に疲れた時などに、自宅用に飾ることをおすすめします。その花の色、花の香、花の形などのトータルでの明るい輝きに、いつしか心は癒されるでしょう。心に花の光が入ってきたら、まず、お花に感謝してみましょう。そのような豊かな心が、他の人々への感謝に繋がってゆくはずです。
感謝の花言葉の花一覧表
感謝の花言葉を持つ花15選の一覧表です。
花の名前 | 花言葉 | 花の名前 | 花言葉 |
---|---|---|---|
❶バラ(特に濃いピンク) | 「感謝」「愛」 | ❾ポピー(赤) | 「感謝」「なぐさめ」 |
❷ガーベラ(ピンク) | 「感謝」「希望」 | ❿カンパニュラ | 「感謝」「誠実」 |
❸カーネーション(ピンク) | 「感謝」「気品」 | ⓫カスミソウ | 「感謝」「baby’s breath」 |
❹カモミール(カミツレ) | 「感謝」「苦難の中の力」 | ⓬トルコキキョウ | 「感謝」「優美」 |
❺フリージア | 「感謝」「期待」 | ⓭ダリア(白) | 「感謝 」「華麗」 |
❻スノードロップ | 「ありがとう」「純粋」 | ⓮ルピナス(和名は昇り藤ノボリフジ) | 「感謝」 |
❼ユキヤナギ | 「愛らしさ」 (感謝そのものの言葉はない) | ⓯ミズヒキ(水引)の花 | 「感謝 」「お祝い」 |
❽レースフラワー | 「感謝」「気品」 |
感謝の花言葉の花15選
感謝の花言葉を持つ花15選を詳しくご紹介します。
❶バラ(特に濃いピンク)
花言葉は「感謝」「愛」
気品あふれる至福の微笑みで感謝を現わす
バラは「愛」や「美」を意味することでよく知られていますが、ピンクのバラには「感謝」の花言葉があります。ピンクのバラのトータルでは「上品」や「気品」などの花言葉ですが、ピンクのバラでも濃いピンクは「感謝」の花言葉ももっているのです。
明るく濃いピンクのバラでの誕生日などのお祝いは、ふくよかな感謝の光で満たされていると同時に、それが未来を輝かせる美しい予感につながってゆくような感じがしますね。
➋ガーベラ(ピンク)
花言葉は「感謝」「希望」
感謝の心に希望・前進の願いを添える
ガーベラは明るくてとても可愛らしい花です。カラフルで、まるで色鉛筆で絵を描いたような色合いがガーベラです。
キュートで若々しいイメージですし、スパイダー咲き・パスタ咲きなどのバリエーションが多い咲き方をするので面白くて素敵な花束を様々に作れます。また、同じピンクでもひとつひとつニュアンスが異なるので、ピンクのガーベラだけをたくさん集めて花束にするのもいいですね。
色に関わらず、ガーベラには「希望」や「前進」といった花言葉があります。加えて、ピンクのガーベラには「感謝」、そして「思いやり」「崇高美」の花言葉ももっています。英語圏の花言葉は「appreciation(感謝)」です。ピンクのガーベラはその前向きな姿から、つねに道を切り拓こうとする女性にとても人気があります。
ガーベラは、これから新しい世界へ羽ばたいていく相手に、今までの感謝とともにエールを送るのにとてもふさわしい花といえるでしょう。
❸カーネーション(ピンク)
花言葉は「感謝」「気品」
美しく温かい感謝の心が咲いている
「母の日のピンクの花の贈り物」という定番のニュアンスが変わってきているのがカーネーション。というのも、最近では、カーネーションには、素敵な香りがするものや、オシャレ感が半端ない品種のもの、切り花ではなく鉢花など、ぞくぞくと登場しているからです。
カーネーションの花言葉は、全般的には「無垢で深い愛」。赤色は「母への愛」。白色は「純粋な愛」。そしてピンクのカーネーションには、「女性への愛・美しい仕草・温かい心・気品」にプラスして「感謝」です。(注意・黄色のカーネーションは軽蔑などの意味がありますので注意しましょう)
❹カモミール(カミツレ)
「感謝」「苦難の中の力」
逆境の時こそ感謝の大切さを教えてくれる
カモミール全般の花言葉は、「苦難の中の力・逆境で生まれる力・逆境に耐える・仲直り・友情・清楚・あなたを癒す」であり、その生命力の強さから英名では「patience in adversity(逆境に耐える)」という花言葉を持っています。
カモミール(カミツレ)はまた、「感謝」の意味を持つ花とも言われています。
逆境に耐えるには、「今、困難苦難の中にいたとしても、その今を支えている力(支えてきてくれた恩恵)を見落としてはいけない。花ならば太陽の光・水・養分など。人間ならば、周りの方の愛情など。今、与えられているものへの感謝の気持ちから、その逆境を乗り越えていく力も生まれてくる」ことの発見も必要なのです。
たとえば、あなたが困難苦難のなかを歩む時、あなたに手を差し伸べて下さった方(差し伸べて下さっている方)は、いらっしゃらないでしょうか。いらっしゃらなかったでしょぅか。あなたが再び立ち直るきっかけは、実は、そのような方への「感謝」の気持ちから始まるのかもしれません。
その意味で、今苦しい時にこそ「感謝の気持ちを込めて」、お世話になっている方々にカモミールの花を贈ってみてはいかがでしょうか。
➎フリージア
花言葉は「感謝」「期待」
冬光への感謝のなかに春の予感を感じさせてくれる
ふくよかな香りと詩的な美しい雰囲気のフリージア。花名の響きも心地よい感じを伝えてくれます。黄色や白、オレンジが多いのですが、近年はピンクや薄紫の色のフリージアも登場しています。
冬から春にかけて12月~4月頃に出回りますが、気分がすぐれない時や憂鬱な時に、積極的な明るい光を届けててくれるフリージア。花言葉には「感謝」の他に、「希望・期待・友情」などを持っています。
気分が沈んでしまいがちな長い冬の日にも、フリージアの花を飾っていると、何かよいことがありそうな気がしてくるから不思議です。お世話になっている方々や冬の日の光に対しても感謝の気持ちが深まるとともに、温かな春の予感を感じさせてくれるので、ご自分用にもおすすめです。
❻スノードロップ
花言葉は「ありがとう」「純粋」
純粋な愛に感謝したい時に最適な花
可憐な白い花が素敵なスノードロップの花言葉は「ありがとう」。そして「慰め・純粋」です。春の到来を告げる「希望」の花言葉も持っています。
ガーデニングでは有名な花で、2月~3月頃の早春に、切り花の他にポット苗でも売られています。庭植え・鉢植えもできますので、鉢植えにラッピングの可愛さもプラスして贈ればとても喜ばれます。
❼ユキヤナギ
花言葉は「愛らしさ」(感謝そのものの言葉はない)
感謝の気持ちをメッセージにして贈りたい
「親孝行ならばユキヤナギ」と言われるほど、両親や目上の人に「感謝の気持ち」を込めて贈るのに適している花。可憐な白いお花をたくさん咲かせることから、花言葉には、「愛らしさ・清楚・純粋・愛嬌・静かな思い」の言葉もあります。
花屋さんの店頭に一番多く並ぶのは1月~3月頃の初春で、“春を告げる花”ともいわれます。
数は少ないのですが一年を通じて手に入れることができ、父の日や母の日、還暦祝いなどにもよく贈られています。背丈が比較的長いので、様々な用途に使われています。
❽レースフラワー
花言葉は「感謝」「可憐な心」
可憐な女性の心に感謝を込めてプレゼントしたい
まるで「空気を含んだ軽やかな仕上がりが特徴のエアリー感のあるヘアスタイル」のようなお花、それが「レースフラワー」です。
「レースのような」という表現がピッタリです。繊細の花の姿がとても魅力で女性に人気のあるお花です。花言葉は「感謝」の他には、「可憐な心・こまやかな愛情・ほのかな想い」などです。
最盛期は1月~5月頃ですが、花屋さんで一年を通して入手することができます。他の花々と相性がいい(仲がいい)ので、花束やアレジメントにもよく使われ、多様な美しさが創作されています。
退職祝いやお誕生日プレゼントの他にも、ホワイトデーに贈るのも素敵でしょう。
❾ポピー(赤)
花言葉は「感謝」「なぐさめ」
陽気で優しい春の到来を感謝で迎える
お花畑けでポピーのお花摘みの体験をされた方もいらっしゃるでしょう。カラフルで元気なイメージのポピーは、別名「ひなげし」とも呼ばれています。
柔らかな花びらで鮮やかな色のポピーは、春の到来を告げる1月~3月頃に、花屋さんの店先で、白やオレンジ・赤い色などの色とりどりの花びらを咲かせて賑わっていますね。
ポピー全体の花言葉は、「いたわり・思いやり・慰め・恋の予感・陽気で優しい」などであり、赤いポピーは「感謝・なぐさめ」の意味合いが強調されています。
ポピーは、クールなイメージのお花との組み合わせも面白く、男性から女性へ。また女性から男性へのお誕生日プレゼントにも最適です。
➓カンパニュラ
花言葉は「感謝」「誠実」
神に感謝を捧げる鐘の音が聞こえてきそう
切り花ではなく、長く楽しんでもらいたいなら、キキョー科の「カンパニュラ」がおすすめです。
カンパニュラはフウリンソウともいい、青や紫、白などの印象的で、初夏にとても可愛い釣り鐘型の花をたくさん咲かせます。ラテン語でカンパニュラは「釣鐘」を意味します。英語ではbell flower。
花言葉は「感謝」と「誠実・誠実な愛・共感」で、多年草のものや一、二年草のものがあります。
湿気を少し嫌いますが、育て方はさほど難しくはありませんので、父の日・お誕生日などのお祝いに、また園芸がお好きな相手にも喜ばれるでしょう。
⓫カスミソウ
花言葉は「感謝」「baby’s breath」
感謝そのものが咲いているような純粋な心
バラにとても似合う清楚なカスミソウにも、同じく感謝の花言葉があります。ピンクのバラとカスミソウの花束なら、心からありがとうと伝えたい相手にぜひ贈りたいですね。
ピンクのバラと白いカスミソウのコンビもいいのですが、実は、カスミソウの使い方に、この頃変化が出てきています。
今までは「名わき役」のイメージが強いカスミソーですが、最近では、カスミソーを主役に抜擢⁈した、花束やドライフラワーなども人気が出てきています。
英名は「baby’s breath」で、赤ちゃんのような無邪気な心、綺麗な心を現わしています。「感謝・親切・幸福・清らかな心・無邪気」などの花言葉をカスミソーは持っていて、本当は「ウェディングのお花」として華々しい活躍をしているお花でもあるのです。
また、結婚祝いや出産祝いなどにもカスミソーはふさわしい贈り物となりますが、最近は7月7日の七夕は「カスミソーの日」ともされています。
天の川を表現したカスミソーブーケなどは、ロマンチックな花として、素敵なプレゼントになりますね。恋人への贈り物としても、また、柔らかな雰囲気のなかで純粋さや心美しさを讃える意味で女性の間での花ギフトとしても、とてもふさわしいお花のひとつでしょう。
⓬トルコキキョウ
花言葉は「感謝」「優美」
優雅なボリューム感で深い感謝を表現する
トルコキキョウは冠婚葬祭さまざまなシーンで見かけることが多い花ですが、英語圏の花言葉は「appreciation(感謝)」であり、日本では「感謝」の他には「優美・希望」などの花言葉を持っています。
魅力は優雅で華やか。ボリュームがあり、アンティークカラーなどの選び方によってはとてもお洒落な装いになます。5月~11月頃にかけて花屋さんで販売されています。
一般的なお祝いの他にも、開店祝いや開業祝いなどにも喜ばれるお花です。
⓭ダリア(白)
花言葉は「感謝 」「華麗」
大きな感謝で華やかに開花する
ダリアはとても華やかで存在感の大きな花ですが、白いダリアには感謝の花言葉があります。 (ダリア全般は、「華麗・優雅・気品・優美・栄華」などの花言葉)
ダリア1輪でもボリュームがありますが、ブーケの主役としてもよく使われています。華やかでエレガンスな女性へのプレゼントとして大変喜ばれているお花です。
⓮ルピナス(和名は昇り藤ノボリフジ)
花言葉は「感謝」
改めて感謝の気持ちを伝えたい時
「ルピナス」は、和名では昇り藤(ノボリフジ)と言います。藤の花をさかさまにしたような形で、そこからオシャレな「昇り藤」という名前が付けられたのでしょう。
ルピナスには、「感謝」の他に「いつも幸せ・あなたは私の安らぎ・想像力」などの素敵な花言葉があります。薬草としても古くから用いられていて、そこから「感謝」の花言葉が生まれたと言われています。
ポット苗として、ホームセンターなどにもよく売られていて、ポット苗をラッピングして贈る人もいます。ピンク・白・紫などの様々な色のものが多く、4月~6月頃に出まわるお花です。感謝のメッセージを添えて、「昇り藤」を日ごろお世話になっている方に贈ってみてはいかがでしょうか。
⓯ミズヒキ(水引)の花
花言葉は「お祝い」「感謝」
祝福と感謝で幸福の輪が拡がる
ご祝儀の袋やの熨斗(のし)にかかっている紐のような結びである「水引き(みずひき)」に似ていることから、「水引の花」というお花の名前が付けられました。
「水引き」は水のりを引いて固めて作られていることからつけられた名前のようですが、古より日本独特のお祝い時の文化として拡がってきたものです。したがって、「水引の花」は「お祝い・感謝」の花言葉を持っています。
和風庭園などに植えられていますが、さりげなく家庭に飾るのも素敵です。家族の幸福や健康を祝福する気持ちや、日ごろの愛情への感謝の思いを込めて〜。開花時期は8~10月です。
ミズヒキ(水引)の花以外には、胡蝶蘭「幸福が飛んでくる」も。
「感謝」そのものの花言葉ではないけれども日頃の感謝やお礼の気持ちを込めた「祝福の心」が伝わる花なら、ミズヒキ(水引)の花以外に、「幸福が飛んでくる」という花言葉をもったお祝いの花・胡蝶蘭がおすすめです。
おススメ🌷幸運を呼ぶ花・胡蝶蘭を飾ってみると、愛と感謝、祝福の光で満ち溢れたような「明るい部屋」になります。感謝の恩返しは「相手の幸福が増進することへの願い」であり、その意味では、「幸せが舞い込んでくる笑顔」の胡蝶蘭の贈り物は最適です。胡蝶蘭をお祝いに贈る7つの理由➤各種記念日
感謝の花言葉の由来
感謝の花言葉を持つ花の「花言葉の由来」について、いくつかご紹介します。
スノードロップ
花言葉の由来が面白いスノードロップ。雪は最初は『透明』だったようで、それを嘆いていました。ところが、雪の悲しみの声を聴いたスノードロップが『それでは私の白い色をあげるわ』と言って慰めたそうです。「ありがとう」と雪が答えたら、不思議にも雪はそれから白くなったのです。雪はお礼に「春一番の風」のように、「春一番の花」を咲かせる喜びをスノードロップに与えました~。
カンパニュラ
釣り鐘型はおしゃれなベルの形です。教会のベルの形に似ています。教会のベルは神への感謝にも通じることから、「感謝という花言葉がつけられた」という言い伝えがあります。
白いダリア
ダリアは、メキシコでは昔から神聖視され、国花として親しまれてきました。日本へは江戸時代にインド(天竺)経由で伝来し「テンジクボタン(天竺牡丹)」という名前で親しまれています。ダリアも神秘的・宗教的な色彩の強い花のひとつであるといえるでしょう。
ダリアの原産はメキシコやグアテマラなどの中央アメリカであり、古代インカ帝国の皇帝もその野生の姿を見ていたであろうと推定されています。インカ帝国はナスカ地上絵に関係していて、ナスカ地上絵が宇宙人が描いたものであるならば、もしかしたらダリアは宇宙人が持ってきたものかもしれません~。
白いダリアの花言葉は「感謝」「豊かな愛情」。白色の色の特性から「感謝」の花言葉が与えられたという説もありますが、メキシコなどでダリアが神聖視されていることが、宗教的な意味での「感謝」に結びついている理由でもあるでしょう。
赤いカーネーション
南北戦争下のこと。負傷兵の手当に命を削るほどに尽力した有名な女性がいました。その娘であるアンが、母の死後に、亡き母が好きだった白のカーネーションを教会の祭壇に手向けたことから、感謝のカーネーションの物語は始まります。
その後、母親に花を捧げたい時は、「亡き母には白のカーネーションを、健在な母親には赤のカーネーションを贈ること」が提案されましたが、母を亡くした子供たちの心の面も考慮して、すべての母親に赤のカーネーションを贈ることが定番になり、母親に感謝を捧げる際の風習になったのてす。
アマ(亜麻)
アマ(亜麻)は一年草の花です。茎の繊維からはリネン製品、花は染料、種は食用油(亜麻仁油)の原料となります。鑑賞用のアマは「宿根アマ」と言います。
花言葉は「あなたの親切に感謝します」。全体をくまなく利用できることから「親切」や「感謝」などの花言葉がついたと考えられていますが、アマにはドイツの女神の素敵な逸話があります。以下にご紹介します。
ある牧人が小鹿を追って高い山に登ったところ、門が現れたので中に入ります。するとボルダという女神が現れて、「この宝石をあげる」と微笑みながら言いました。ところが、牧人は、「(宝石ではなく、ボルダが持っていた)その青い花(アマ)をください」と答えを返したのでした。ボルダはそんな牧人にすっかり感心して、種の巻き方、育て方、油をとる方法、茎から布を織る方法などをすべてを教えました。そこから「あなたの親切に感謝します」との花言葉になったと言われています。
感謝の花言葉を贈る【シーン別アイデア】
感謝の花言葉を贈る相手や、シーン別の花のアイデアをご紹介します。
感謝の花言葉を贈る相手やシーンは?
感謝の花言葉の花を贈る相手やシーンはさまざまです。家族や友人、恋人、仕事の同僚、上司など、感謝の気持ちを伝えたい人などに、母の日や父の日、敬老の日、誕生日や結婚記念日などの特別な日に、日頃の感謝の気持ちを込めて贈ります。
母の日・父の日に贈る感謝の花束
母の日の感謝の花束は赤色やピンクの『カーネーション』で分かり易いのですが、父の日の感謝の花束は何を贈ったらよいのでしょうか。
近年では、父の日に贈る花の色は「黄色」がクローズアップされています。『バラやヒマワリやガーベラなどの黄色』です。黄色は有彩色の中で一番明るい色であり、光や太陽のイメージが浮かびます。ただ必ずしも「黄色」にこだわる必要はありません。父親の好きな言葉から花言葉を選び、そこから花を探してみるのもおすすめです。
送別会で贈る感謝の花束
ブーケの主役としてもよく使われている華やかなダリア。白色のダリアには「感謝」の花言葉があって送別会などの贈り物にもピッタリですが、親交深い同僚や物腰静かなタイプの方には、フリージアなどの花も素敵なプレゼントになるでしょう。
詩的なフリージアには、「感謝」以外に「希望・期待・友情」などの花言葉があります。
先生や上司に贈る感謝&尊敬の花束
白いバラは「尊敬」も意味しますので、『ピンクのバラと白いバラ』を合わせれば、尊敬する人への感謝を伝えるのに最適な組み合わせになります。お世話になった先生へ、職場の上司や先輩へ、または両親へ向けたありがとうのメッセージにふさわしい花束になるでしょう。
ウエディングに贈る感謝&祝福の花束
カモミールの花言葉の持ち味である「可愛らしいイメージのなかにも困難に打ち勝つて逞しく幸福をつかんでほしいとの願いが込められている」内容を、より鮮明にするには、たとえば『カモミールとミモザとかすみ草のナチュラルウエディングブーケ』などで表現するとよいでしょう。
感性豊かな恋人に贈る感謝&華やかな花束
『カーネーションとバラなどの華やかなお花との組み合わせ』の花束もおすすめです。
母の日の贈り物だけではなく、誕生日や記念日、送別会はもちろん、感性豊かな恋人に、感謝と華やかさが合わさったカーネーションやガーベラの花などの組み合わせはとてもオシャレな装いになるでしょう。
季節別の感謝の花言葉一覧
大まかな季節別に感謝の花言葉を一覧にしました。
【冬かに春へ・春を告げる花】
フリージア | 「感謝」「期待」 | レースフラワー | 「感謝」「気品」 |
スノードロップ | 「ありがとう」「純粋」 | ポピー(赤) | 「感謝」「なぐさめ」 |
ユキヤナギ | 「愛らしさ」(感謝そのものの言葉はない) | カンパニュラ | 「感謝」「誠実」 |
【初夏から秋を彩る花】
カスミソウ | 「感謝」「baby’s breath」 | ダリア(白) | 「感謝 」「華麗」 |
トルコキキョウ | 「感謝」「優美」 | 「感謝 」 |
【通年輝くお花たち編】
バラ(特に濃いピンク) | 「感謝」「愛」 | カーネーション(ピンク) | 「感謝」「気品」 |
ガーベラ(ピンク) | 「感謝」「希望」 | カモミール(カミツレ) | 「感謝」「苦難の中の力」 |
感謝の花言葉を贈る際の注意点
感謝の花言葉を持つ花をプレゼントする時は、以下に示すような点を考慮して贈るとよいでしょう。
花言葉の理解
感謝の気持ちを表現するのに適した花言葉の花を選びます。具体的には、お伝えしてきたような、「感謝」や「ありがとう」の花言葉を持つ花ですが、それぞれの花の「感謝」以外の「花言葉」も参考にして、今の気持ちに最もふさわしい花を選びましょう。
メッセージカードを添える
お花に感謝の言葉を添えて、相手に「心温まるありがとうメッセージ」を伝えましょう。でも、本当は、「お花に言葉を添える」のではなく、「言葉にお花を添える」のが正しい言い方かもしれません。
「感謝の言葉」プラス、「感謝の花言葉を持つ花の意味・美しさ」で、とても素敵な贈り物になります。
花の季節に注意する
花には、旬の時期があります。旬の時期に花を贈る利点は、以下の通りです。
- 花の旬の時期に花を贈ると、花が最も美しく、香りも良い。
- 花の鮮度も高いため、より長く花を楽しんでもらうことができる。
- 旬の時期に花を贈ると、花の値段も安いことが多い。
花の種類によって、旬の時期が異なります。そのため、贈る花の種類を決める前に、花の旬の時期を確認するようにしましょう。
相手の好みや関係性に合った花を選ぶ
花選びには、相手の好みや相手との関係性に合った花を選ぶ必要があります。
ただ、相手が特別に好きな花がない場合は、花屋さんで人気の花なら、ほとんどの場合は喜ばれます。あまり神経質になり過ぎるのもよくないでしょう。避けるべきポイントは、「感謝の花言葉を持つ花でも相手が特別に嫌な思い出がある花」です。また、上司の誕生日などでも、関係の親密度において選択が変わってきます。
日頃から、相手の好みや趣味、大まかなライフスタイル、相手の文化や宗教には興味を持っておきましょう。
感謝の花言葉の意味を伝える⁉
せっかく感謝の花言葉をもつお花をプレゼントしても、花を贈られた側には「感謝の花言葉をもつお花」かどうかはわからないものです。
ですから、カーネーションなどの明らかに感謝の花言葉を持つ花以外の花は、メッセージなどで「感謝の花言葉の意味」も伝えておきましょう。ですが、あえて花言葉には触れない方法もあります。「感謝の隠し味」として、感謝ありがとうの言葉にさりげなく花を添える、それも素敵な贈り物になります。
(まとめ)感謝の花言葉の花で素敵な「ありがとう」を!!
一般的に、お花のギフトには、お世話になっている方への「感謝の心」が含まれています。しかし、特別に「感謝の気持ち」をお伝えしたい時には、花言葉として「感謝」の言葉が入っているお花をセレクトするとよいでしょう。
「ありがとうの言葉」だけではもの足りない時に、感謝の気持ちを「美しいカタチ」にして表す。それが、感謝の花言葉を持つお花のプレゼントです。「ありがとうのHotな思いを伝えたい。」そんな暖かな愛の気持ちを、花という心暖かな美しさで表現してみましょう。
現代では、家族と遠く離れて暮らす人も増えました。花なら通販でも好きなアレンジメントを手軽に選んで、相手に贈ることができます。ぜひ素敵な「ありがとう」を選んでお届けしてみてください。