開店祝いとは、新しくお店をオープンした際に、お祝いの気持ちとして贈るプレゼントです。でも、どのような贈り物が最適なのか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、開店祝いの選び方やおすすめの商品、相場、マナー、メッセージ例文などをご紹介致します。素敵なお祝い選びの一助となれば幸いです。
目次
- 開店祝いを贈る意味とは？
- 開店祝いの選び方・４つのヒント
- 開店祝いにタブーな贈り物
- 開店祝いの相場
- 開店祝いの贈り方・マナー
- とても喜ばれる開店祝いに添えるメッセージ
- (まとめ)開店祝いでお店の繁栄を願う!!
開店祝いを贈る意味とは？
ここでは、贈り物を選ぶ前提としての、「開店のお祝いを贈る意味」について、改めて確認します。意味合いについてしっかりと知っておくことが、より良い選択に繋がってゆくことでしょう。
開店のお祝いを贈る意味は、以下の通りです：
祝福を届け応援を送る
新しいビジネスの始まりを喜び、祝福し、経営者やスタッフに向けて応援の気持ちを伝えます。また、成功を祈り、良いスタートを切ることを期待します。
感謝と信頼関係を深める
贈る相手への感謝の気持ちを表現する機会でもあります。長期的な信頼関係の深まりを促します。
宣伝と広報の効果がある
贈る側の宣伝・広報の効果があります。しかし、それは単なる自己顕示ではなく、贈る側と贈られる側の前向きなエネルギーや希望の表現の現れでもあります。
地域や他社との「つながり」を強める
地域の人々や近隣の事業者とのつながりを深め、相互の支援や協力関係を築く機会となります。
つまり、「開店祝い」とは、新しい店舗の開店をお祝いし成功を願うための特別な贈り物であるのです。そられを念頭に置いて、素敵なプレゼントを選択したいものです。
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開店祝いの選び方・４つのヒント
開店祝いのプレゼントの選び方についてのポイント4点です。
➊開店祝いの王道なら間違いなく『胡蝶蘭』
お花は、開店祝いの定番のプレゼントです。胡蝶蘭は、開店祝いとして特に人気があります。
開店祝いに喜ばれる胡蝶蘭の種類
それでは、開店祝いに喜ばれる胡蝶蘭の種類と、おすすめの胡蝶蘭通販をご案内いたします。
評判のいい通販専門店ではほとんどが「開店祝いでは『定番の白大輪3本立ち』が最も人気」と掲げています。あるいは「紅白のお花である『赤リップの胡蝶蘭』」。その他、比較的小さな店においては、「小ぶりのミディやマイクロ胡蝶蘭」、または白と差別化した「ピンクの胡蝶蘭」も売れ筋となっています。
それぞれについて、売れ筋の胡蝶蘭通販をご紹介致します。
白の大輪胡蝶蘭
開店祝い・開業祝いで最も人気があるのは白色の大輪胡蝶蘭です。
「気品」と「存在感」があり、どんな空間にも「上品でありながら華やかな彩り」を与えてくれます。
胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」ですが、それにプラスして白色は「純粋・清純」の花言葉を持っています。幸運の引き寄せや誠実な仕事ぶりを表していて、新しいお店の門出を祝福する開店祝いとして、ピッタリの贈り物となります!
赤リップの大輪胡蝶蘭
開店祝い・開業祝いには赤リップもピッタリです。赤リップとはおめでたい紅白の胡蝶蘭。中心のリップ部分が「赤色」で、花びらが「白色」です。3本立であるなら「花の数である輪数」が多いものをお勧めいてします。
カラフルなミディ胡蝶蘭
開店祝い・開業祝いでは、お店の大きさやスペースに合わせて胡蝶蘭の大きさを決める必要があります。比較的小さな空間では「ミディ胡蝶蘭」や「ミニ胡蝶蘭」が活躍します。
¥10,800 税込
¥14,100 (税込)
ピンクの大輪胡蝶蘭
ピンクの胡蝶蘭は、一般の花屋さんではなかなか見つけることが困難ですが、胡蝶蘭専門通販ではピンクが得意な花屋さんもあります。開店祝いでの「上品なピンク胡蝶蘭」はとても可愛く美しく映えますので、女性オーナーはじめ多くの方に喜ばれる贈り物となります。
❷業種や規模に合わせやすい『観葉植物』
開店・開業祝いには「縁起物」として、「お店が根付く」といった意味をもつ胡蝶蘭や観葉植物などの鉢植えをお贈りするのが一般的です。また「商売繁盛」の気持ちを込めて「花瓶」などの華やかな置き物も人気です。
観葉植物は贈り先に応じて選択し易い
「観葉植物」は、贈り先の業種や規模に合わせやすいのが特徴です。なぜなら、観葉植物は、どんな場所にも合うインテリアとして人気が高く、また、お手入れが簡単なため、忙しいお店でも気軽に管理することができるからです。お店の規模が小さくても、安心して贈れます。また、観葉植物には、風水的に良いとされる種類も多く、お店の繁栄を願う意味でも贈ることができます。
開店祝いに観葉植物を贈る際は、お店の雰囲気に合った種類を選ぶようにしましょう。また、お店の規模に合わせて、大きすぎない観葉植物を選ぶことも大切です。
縁起が良いことで人気の観葉植物は
開店祝いとして「パキラ」はおすすめです。
パキラには「快活」「勝利」の花言葉があり、どちらも積極的で縁起の良い意味合いを持っています。開店祝いのお祝いにピッタリです。
また、パキラは「金運アップ」や「仕事運アップ」などを象徴していて、お店の開店を祝うだけでなく、お店の繁栄を願う気持ちも伝えることができます。
パキラは、カイエンナッツ(英語)とも呼ばれております。白色や赤色の花を咲かせ、育て方が簡単なのも魅力、何よりも「幸運を運んでくれる花」として、観葉植物の中でもとても人気の高い種類です。
お店の雰囲気やイメージに合った種類、お店のサイズに合った大きさのパキラを選ぶようにすれば、とても喜ばれる贈り物になるでしょう
ポチップ
❸相手の好みを最優先にしたいなら『カタログギフト』
相手の好みを考えたら、「クッキー、ケーキ、饅頭など、様々なお菓子」や「日本酒、ワイン、ビールなど、様々なお酒」などもおすすめです。
贈り物を決めかねたら、「カタログギフト」が良いでしょう。近年では、グルメ、雑貨、家電など、様々なカタログギフトがあり、相手の好みに合わせて選べるプレゼントとして非常に人気があります。
ポチップ
❹実用的なプレゼントで喜ばれるのは『タオル』
実用的なプレゼントとして「食器」なども喜ばれますが、相手の好みが明確にわからない場合は避けた方が無難かもしれません。そこで、実用的なプレゼントとしては「タオル」をおすすめします。
フェイスタオル、ハンドタオルなど、様々なタオルがありますが、タオルは、日常生活で欠かせないアイテムなので、開店したお店でも必ず必要になります。
また、タオルは、価格帯が幅広く、好みや予算に合わせて選ぶことができるので贈り物探しとしてもとしても重宝します。
ただし、タオルと言っても、開店祝いのプレゼントなので、あまりにも安価なものは避けたほうが良いでしょう。お店の開店を祝う気持ちを伝える贈り物として、高級感もあり「長持ちのする」タオルをおすすめします。
吸水性の良さと、肌ざわり、高級感で、他のタオルに群を抜く「今治タオル」が人気です。
ポチップ
開店祝いにタブーな贈り物
開店祝いにタブーな贈り物には、次のようなものがあります。単なる言葉の連想であったり、迷信と言えば迷信の内容ですが、さまざまに気にする方もいらっしゃいますので、知識としては知っておきましょう。
火に関するもの
開店祝いで火に関するものは、火事を連想させるため縁起が悪いいう方もいらっしゃいます。
例えば、ライターや灰皿、ストーブなどです。
刃物類
刃物類も「縁を切る」ということで縁起が悪いとされています。
例えば、包丁やハサミなどす。
履物や敷物
靴や靴下などの履物も、贈る相手が目上の方の場合は「踏みつける」の意味にとられると良くない。あるいは、カーペットや足マットなどの敷物も「踏みつける」といった意味合いがあるため、新たなお店などの場合はタブーともされています。
文房具類
文房具類なども、「もっと勤勉に。もっとまじめに。」と取られると、失礼になる可能性があるとされています。
傘など
傘なども、雨を連想させるため、商売がうまくいかないことにつながると毛嫌いされる方もいらっしゃいます。
これらは、「気にしない人はまったく気にしない」「気にする方はとても気になる」という内容ですが、贈る方の生活や心情等をあまり深くは知らない方の場合は、あえてプレゼントとして選ぶ必要はないでしょう。
開店祝いのプレゼントは、お店の繁栄を祈る気持ちを伝える大切なものです。相手のことを考えて、喜ばれるプレゼントを選びましょう。
開店祝いの相場
開店祝いのプレゼントの相場を掲載します。
相場(値段)：5千円から5万円(10万円も)
開店祝いの相場は、お店の規模や関係性によって異なりますが、
一般的には5,000円～30,000円程度が目安です。
ビジネスシーンでは、10,000円～50,000円程度です。
＊知人・友人・親族
ご親族や大切な知人の開店祝いは1~2万円が相場となります。
＊普通の取引先
一般的なお取引先への開店祝いは2万円ぐらいが人気です。
＊特別な取引先
特別なお取引先やお付き合いの深い企業への開店祝いには、
例えば胡蝶蘭で、3~5万円が相場となります。重要な取引先の開店祝いには10万円の豪華胡蝶蘭をお贈りする場合もあります。
開店祝いの贈り方・マナー
開店祝いの贈り方やマナーについて、ポイントを掲げます。
開店の前日までに届くように贈る
開店祝いを贈るタイミングは、お店のオープン日の1週間前～前日です。
開店祝い・開業祝いの胡蝶蘭は「開店の前日までに届くように贈る」ことが一般的です。特にお花や雑貨などの贈り物は、お店のインテリアの一部としても考えられます。
お店の開店に合わせてのレイアウトや飾り付けにも影響を与える贈り物の場合は、できる限り、事前に商品をお伝えした上で、「相手先のご都合に合わせてのお届け日時の選択」を心掛けましょう。
贈り先の場所のスペースを考慮する
オープンを迎える店のスペースの広さを考えて贈り物を贈ることは、とても大切な視点です。
特に、胡蝶蘭や観葉植物を飾るには「一定の空間の広さ」が必要であり、贈り先のスペースに合わせて「胡蝶蘭の大きさ」を選びましょう。
ラッピングは華やかに。でも赤のみは注意。
オープニングなので華やかであること。同時に、赤だけのラッピングは避けること。
開店・開業は明るくゴージャスなラッピングがいいでしょう。ラッピングは胡蝶蘭を華やかに引き立てることからとても大切な役割を持っています。
贈り物には熨斗紙(のしがみ)をつけましょう
贈り物となる品物には「熨斗紙(のしがみ)」をかけるのがマナーです。
使用する熨斗は紅白もろなわ結び
お祝いごと（慶事）である「開店・開業祝い」では、画像のような、紅白もろなわ結びが印刷されたものを用います。表書きには「開店御祝」と書きます。
熨斗紙の掛け方は「内熨斗」「外熨斗」の２種類
・控えめに贈りたい時や発送する品物の場合は、「内熨斗」がおすすめです。
「内熨斗」は品物の箱にのし紙をかけて、その上から包装紙をつけます。
・持参して直接品物をお渡しする際には、「内熨斗」がおすすめです。
「内熨斗」は品物を包装紙で包み、その上からのし紙をつけます。
とても喜ばれる開店祝いに添えるメッセージ
開店祝いに添えるメッセージは、お店をオープンした人にとって、とても喜ばれるものです。なぜなら、メッセージは、お店の開店を祝うだけでなく、お店の繁栄を願う気持ちを伝えるもの、また、温かいメッセージは開店時の不安の心の支えになるからです。
祝福メッセージの書き方
メッセージには特別に上手い言葉を書こうとしなくてもOKです。「おめでとう」の言葉ひとつでも、メッセージを書いた方によって届けられる波動が違うとも言われています。心からの祝福やエールの気持ちは伝わるものです。
また、手書きの方が気持ちが伝わり安いとも言われていますが、必ず手書きで書かかなくてはてけないというものでもありません。方法よりも「心からの祝福や励まし、将来への期待など、その時一番に必要だと感じた感情」をメッセージにしてみましょう。
と言っても、難しく考える必要はありません。以下に、短いメッセージの例を示しますので、このなかから必要に応じて選び(または組み合わせやアレンジして)、使ってみてください。
開店祝いのメッセージ文例
開店祝いのメッセージカードに添えるメッセージ文例をいくつかご紹介します。
取引のあるビジネスシーン
- ご開店、誠におめでとうございます。
- 千客万来・商売繁盛を心よりお祈り申し上げます。
- 私どもも可能な限り協力させていただく所存です。
- 御開店おめでとうございます。ますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
- 新店舗の御開店、心よりお祝い申し上げます。
- 御開店おめでとうございます。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
- 新店舗の御開店、誠におめでとうございます。
- 御開店おめでとうございます。お店の繁栄と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
親しい友人へ
- オープン、おめでとう!
- これまで積み重ねて来た努力の賜物ですね。
- ○○さんの人柄があれば、きっと多くの方に愛されるお店になることでしょう。
- 近々、友人一同でお祝いに駆けつけますね。
(まとめ)開店祝いでお店の繁栄を願う!!
開店祝いは、お店の開店を祝うだけでなく、お店の繁栄を願う気持ちを伝える贈り物です。
また、オープニング時は、晴れやかながらも期待と不安が入り混じって、当事者は心落ち着かない時でもあります。そんな時、暖かい心のこもった贈り物やメッセージが届けば、とても有難く嬉しく感じることでしょう。
今回は、開店祝いに喜ばれるギフトの選び方について、基本的なマナーやおすすめのギフトなどをご紹介しました。素敵な贈り物のための一助となれば幸いです。
