「暗い世相や不安が打ち破られ、明るく幸福な未来が花開いてゆきますように——」
今回はそんな願いを込めて、花言葉に「幸せ・幸福」の意味を持つお花&花ギフト15選をご紹介します。大切な人の幸せを願う贈り物や、自分自身に幸運を招き入れたい時のお花選びの参考にしてみてください。
幸せを願う素敵なお花を見つけたら、センス良くアレンジしてくれるショップで手配するのがおすすめです。まずは、大切なギフト選びで絶対に失敗しない「人気のフラワーショップ4選」を先にご紹介します。
花言葉が「幸せ・幸福」のお花にも4種類ある
花には「花言葉という名の花文化」があります。花が持つ長い歴史や物語、言い伝えから、その持ち味を現わした独自の「花言葉」が生まれてきました。
ひとくちに「幸せ」を意味する花言葉といっても、そのニュアンスによって大きく以下の4つに分類することができます。
- ① 幸せを象徴する花: 幸福そのものを表現するお花
- ② 幸せを願う花: 幸せになるように祈るお花
- ③ 幸せを呼ぶ花: 幸せを招く・引き寄せるお花
- ④ 幸せを運ぶ花: 幸せをお届けするお花
それぞれの分類ごとに、素敵な「幸せ」の花言葉を持つお花をご紹介していきます。
① 幸せを象徴する花(幸福そのものを表現する)
❶ クチナシ:「この上なく幸せです」
ジャスミンのような爽やかで甘い香りがするクチナシ。アメリカでは古くから、ダンスパーティーの際に男性がクチナシの花を胸ポケットに付ける習慣があります。
この花言葉は、ある意中の男性からクチナシを贈られた女性の気持ちが「この上なく幸せ」だったことから付けられたと言われています。また、白を愛する清楚な女性「ガーデニア(クチナシの学名)」と天使のロマンチックな伝説も残っており、大切な人に贈るのにふさわしいお花です。
❷ 白いアザレア:「あなたに愛されて幸せ」
白いアザレアの可憐で初々しい様子が、純白のドレスを着た花嫁の姿と重なることから、「あなたに愛されて幸せ」という美しい花言葉が生まれました。
アザレアは、江戸時代から明治にかけて日本からヨーロッパへ渡った「ヤマツツジやサツキ」が、鉢植え用に品種改良されて日本に舞い戻ってきたというドラマチックな歴史を持ちます。乾燥に強く鉢植えで長く楽しめるため、ウェディングや記念日の贈り物に最適です。
② 幸せを願う花(幸せになるように祈る)
❸ 青いカーネーション:「永遠の幸福」
母の日の定番であるカーネーションですが、かつて「青いカーネーション」は自然界に存在せず、作り出すことは不可能とされていました。そのため、「もし作れたら永遠の幸福が手に入る」という意味を込めて、実在しない青いカーネーションに「永遠の幸福」という花言葉がつけられていたのです。
しかし1997年、日本の研究者たちの手によってついに青いカーネーション(ムーンダスト)が誕生しました。夢や願いが叶った証である「永遠の幸福」のエピソードを添えて贈れば、非常に喜ばれるプレゼントになります。
❹ クジャクサボテン:「幸せをつかむ」
孔雀が羽を広げるように、大きく美しい花を精一杯に咲かせるクジャクサボテン。花の命は数日間と短命ですが、それは決して儚い(マイナスな)意味ではありません。
「幸せをつかむ」という花言葉には、「幸せになるチャンスは長く続くものではない。短い時間で決断し、チャンスを逃してはならない」という前向きなメッセージが込められています。
③ 幸せを呼ぶ花(幸せを招く・引き寄せる)
❺ ブルースター:「幸福な愛」
結婚式で身につけると幸せになれるという「サムシングブルー」のお花として大人気のブルースター。キリスト教で聖母マリアを象徴する「青」であることから、男の子の幸せや成長を願うお祝い(出産祝いなど)にもよく贈られます。
開花するにつれて「水色→濃い青→深い紫色」へと変化し、最後は美しい青い花の妖精となって祝福し続けてくれるような、愛と幸福に満ちたお花です。
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❻ ブバリア(ブバルディア):「幸福の愛」
丸くふくらんだ蕾の先端から、まるで十字架が現れるように4枚の花びらが咲くブバリア。「十字架」を連想させることから「幸福の愛」という花言葉がつけられ、ウェディングブーケの花材としても愛されています。
悪を粉砕して幸福をもたらすクロスの印のように、甘い香りで幸せを引き寄せてくれます。
❼ クリンソウ:「幸福を重ねる」
日本原産のクリンソウは、小さな鐘のような赤紫色の花が、下から上へと徐々に昇るように咲いていきます。茎の先に輪のように咲く姿が、寺院の塔の先にある「九輪(くりん)」にそっくりなことから名付けられました。
「幸福を重ねる」「希望が満ちる」という、重なり合う幸せを願うお花です。
❽ ナンテン:「福をなす」
ナンテン(南天)は、その名の通り「難を転じる」と言われる、非常に縁起の良い植物です。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』に「南天を庭に植えれば火災をさけられる」と記されているほど、古くから厄除け・福を招く木として重宝されてきました。
❾ クラスペディア:「永遠の幸福」
英名「Drumstick」の通り、打楽器のバチに似た丸くて黄色いポンポンとした花を咲かせます。ドライフラワーにしてもいつまでも色あせないことから、「永遠の幸福」という花言葉がつけられました。
もう一つの花言葉「心の扉をたたく」と合わせて、「心の扉をたたいて音楽を奏で続ければ、永遠の幸福が約束される」と解釈することもできます。音楽を愛する方へのギフトにも素敵ですね。
④ 幸せを運ぶ花(幸せをお届けする)
❿ 胡蝶蘭:「幸福が飛んでくる」
気品高く優雅な姿が、まるで美しい蝶が天上から舞い降りてくるように見えることから、「幸福が飛んでくる」という素晴らしい花言葉がつけられました。
鉢植えの胡蝶蘭には「幸せが根付く」という意味もあり、お祝い事や心から幸せになってほしい方へ贈るのにこれ以上ないお花です。
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⓫ すずらん:「再び幸せが訪れる」
長く厳しい冬を越えて春に可憐な花を咲かせるすずらんには、「再び幸せが訪れる」「希望」という花言葉があります。
フランスでは5月1日を「すずらんの日」とし、愛する人やお世話になった人にすずらんを贈る習慣があります。これは16世紀、国王シャルル9世がすずらんを贈られて感激し、「この幸せを誰かに分け与えよう」と宮廷の女性たちに贈ったのが始まり。自分の幸せを分かち合いたい時にぴったりのお花です。
⓬ ユキワリイチゲ(雪割一華):「幸せになる」
「雪を力強く割って、一本の茎に一輪の美しい花を咲かせる」ことから名付けられたユキワリイチゲ。「幸せになる」ためには、このような凛とした強さが必要なのかもしれません。
早春に咲く「春の妖精」とも呼ばれる希少な花で、登山家が写真を撮って恋人に贈るような、ロマンに満ちたお花です。
⓭ アゲラタム:「幸せを得る」
花の名前はギリシャ語の「アゲラス(年を取らない)」に由来しており、そこから「幸せを得る」という花言葉が連想されました。
モヘア糸のようなフワフワとした個性的なお花で、初夏から秋までとても丈夫に咲き続けます。「信頼」という花言葉もあるため、人生の先輩への贈り物にも人気です。
⓮ ルピナス:「いつも幸せ」
日本では藤の花を逆さにしたような姿から「昇り藤」として愛されるルピナス。古代ヨーロッパでは食料として栽培されており、ルピナスを食べると「心に光が灯る」「想像力が豊かになる」、だから「いつも幸せになる」と信じられていました。
(※観賞用のルピナスには有毒成分を含む品種もあるため、食用にはしないでください)
⓯ フクジュソウ(福寿草):「幸福の愛」
雪の中から旧正月の頃に咲き出すフクジュソウ。「福(幸せ)」と「寿(長寿)」を組み合わせた大変おめでたい名前で、一番に春を告げることから「福告ぐ草」とも呼ばれました。
日の出とともに黄金色の花びらを開く、まさに「幸福の愛」を体現する縁起の良いお花です。
まとめ:花言葉が「幸せ」のお花で、幸福の連鎖を!
今回は、花言葉が「幸せ・幸福」を意味するお花15選をご紹介しました。
幸せを意味するお花には、幸福を呼び込む神秘的なパワーが宿っていると信じられています。
ご自宅に飾る時は、美しく光り輝くお花の姿にうっとりする静かな時間を取ってみてください。誰かにギフトとして贈る時は、「あなたに出会えて良かった」「ますます幸せになりますように」と強い願いを込めてみましょう。
「自分も、あの人も幸福になりますように」という祈るような愛の気持ちが、幸せのお花と深く繋がり、必ず明るい未来を引き寄せてくれるはずです。




